「倒錯の死角(アングル)[201号室の女]」を読んだ。
なんと結末が袋とじになっているという面白い構成。電車の中で袋とじ開けるの、ちょっと勇気がいったり。
で、これ私なにかで叙述物だ、って聞いてしまっていた。
たいてい叙述は叙述と知っていると面白さ半減なんですが、これは知っていても全く関係なかった。こうくるか!と言う感じ。
でも、実際にその登場人物が踊ったりしているのを想像すると笑える、、、
でも最後の最後は笑えない結末に、、、
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