「夜の蝉」を読んだ。
北村さんの作品を読むのは初めて。この前Book offで大量に今まで読んだことのない作家さんの本を買ったうちのひとつでしたが、これはちゃんと定価で買うべき素晴らしい作品でした。
日本推理作家協会賞をとったということで、もちろんなぞ解きの部分もあります。
いわゆる安楽椅子探偵もので、落語家の円紫さんが女子大生の「私」が話すわずかな手掛かりだけで謎を解いてしまう部分が面白いのですが、それより「この人は一体どういう思いでこう言ったのだろう」、とかいろいろと人間ドラマ部分で笑わせられたり、考えさせられるところが多いです。
私も姉がいるので、表題作の幼少期のところがずーんと来ましたね。
円紫さんと「私」の出会いや、まだこの先もこのシリーズあるということでまた探して読みますよ。
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