聖なる怠け者の冒険(森見登美彦さん)文庫版を読んだ。
なんと、新聞連載時と、単行本と、この文庫でかなり違っているそうです。
文庫版のあらすじは、
化学会社の研究所で食品包装材料についての仕事をする社会人2年目の小山田くん(こやまだ)。週末はとにかくゴロゴロしたがる。
一方、その先輩、恩田先輩と桃木さんカップルは、休日を充実させることに血道をあげている。そして彼らの上司、後藤所長はスキンヘッドのどう見ても怖そうな人。
京都ではタヌキのお面とマントを身に着けたぽんぽこ仮面なる怪人が現れ、外見に似合わず八兵衛明神の使いとして人助けをしている。ちなみに八兵衛明神は本当にあります。
浦本探偵とその助手、玉川さんはぽんぽこ仮面の正体を突き止めよとの依頼を受け、
またぽんぽこ仮面を狙う別の一団が、、、
祇園祭の宵山の一夜を舞台に、長い冒険が始まる。
というもの。
いつもの如く、よく知っている場所が出てきてうれしい。北白川ラジウム温泉とか、レストラン菊水とか。
また主人公だからって、、、とか正義の味方だからって、、、とか、文章がとにかく楽しい。筆者自ら物語に入っていってる感じ。京都にゆかりがある人には特におすすめです。
有頂天家族などは前もって読んでおいた方がいいかも。テングブランとか出てくるし。そもそも狸だし。
« え!猫にもあしゅら男爵というかキカイダー(顔が半分ずつ色が違う)がいるの!?(想像を絶するテレビ) | トップページ | へえ!クマムシがX線に強い理由のタンパク質を見つけて、人のDNAを保護できる可能性があるって。 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「5A73」(詠坂 雄二さん)を読んだ。連続して起こった自殺の遺体に貼られていた「暃」という幽霊文字のタトゥーシール。一体この意味は何なのかをいろいろな登場人物が考えるのが面白い…と思ったらもう術中にはまっている。前書もなぜこういう?と思っていたらなるほど…(2026.04.09)
- 「此の世の果ての殺人」を読んだ。小惑星が追突し世界が滅ぶことが確実な中、小春は大宰府の自動車学校で教習を受ける。その車内で惨殺体を発見する。もう滅ぶ世界でなぜ殺人を起こすのか。元刑事の教官とのバディものでもあり、意外だが納得できる真相もよかった。受賞も納得。(2026.04.01)
- 「探偵小石は恋しない」(森バジルさん)を読んだ。面白かった!ミステリオタクの探偵小石のもとには色恋調査の依頼しか来ないが、実はその裏側で起きている事件。真相もびっくりだし動機もびっくり!確かに変な表現だな…と思っていたがそういう…偏見はだめだな。(2026.03.10)
- Interface2026年4月号 シミュレーション開発入門[衝突/回転/摩擦/流体の物理で学ぶ]を買った。MATLAB/Simulink6か月ライセンス付き。Simulinkの使い方から微分方程式の数値解法まで高校物理(東大の問題とか)の範囲で書かれていてモデルベース開発に興味がある人にはぴったり。(2026.03.03)
- 「インサイト 戦闘妖精・雪風」を読んだ。面白かった!生成AIの時代になって?行動でしか示さなかった雪風が雑談の有用さに気付き会話をし始めるのが面白い。零と伊歩など2人の対話が多くそれもいいが、最後に大きな戦闘とそしてようやくジャムの正体が…というところで続く。(2026.03.18)
« え!猫にもあしゅら男爵というかキカイダー(顔が半分ずつ色が違う)がいるの!?(想像を絶するテレビ) | トップページ | へえ!クマムシがX線に強い理由のタンパク質を見つけて、人のDNAを保護できる可能性があるって。 »


コメント