「祈りの幕が下りる時」(東野圭吾さん)を読んだ。
だいぶ前に買っていて、文庫にカバーをかけていたので帯とか見えない状態で読み始めたら、、、途中で加賀恭一郎の名前が!ああ、これ加賀さんシリーズだった!とそこで分かった。
失踪した加賀さんの母親が一体どうなったのか?というお話と、
滋賀県から明治座に幼馴染の演出家を訪ねた女性が殺されて遺体で発見された、というお話がつながっていく。
どちらも日本橋を囲む12の橋の名前が関連しているが、いったいそれは、、、
というお話。
なぜ加賀さんは日本橋に異動したのか?がこれでわかる。
・・・で本当に犯人、というかある登場人物は幸せだったんだろうか?と考えてしまう。
登場人物が本当に幸せだったのか?と考えさせられるのはちょっと前に読んだ有栖川さんの鍵の掛かった男でもそうだった。お話は全く違いますが、どちらもお勧めです。
« ほうれん草が地雷を検知するセンサになる。。。(MITの研究) | トップページ | 11/8のマツコの知らない世界ではGoogleマップとゾンビの特集をしていた。 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「神のロジック 次は誰の番ですか」(西澤保彦さん)を読んだ。全寮制の学校で起こる殺人事件、これはすごい真相で驚く…がある超有名作品とも被るところがあって発行時期調べたらほぼ同時期でした。でもこちらの方がその必然性はあった。(2023.02.02)
- 11文字の檻: 青崎有吾短編集成を読んだ。どれもすごく面白い!あの路線で実家に帰っていたので重く感じた「加速していく」やもう最強の「恋澤姉妹」、表題作のアイデアのすごさ、映像化してほしい「クレープまでは終わらせない」など8篇。(2023.01.30)
- 「サーモン・キャッチャー the Novel」(道尾秀介さん)を読んだ。面白かった!様々な登場人物たち、全く関係なさそうな伏線というか小道具や過去が絡みあい、最後に繋がる。タイトルの意味が最後の最後でわかって「そういうことか!」と驚く。最初から騙されている!(2023.01.19)
- 「ティンカー・ベル殺し」(小林泰三さん)を読んだ。残虐で殺人鬼なピーター・パンに唖然、、、だが実は原作が?巻末の資料も面白いです。しかも謎も面白く確かにそんなこと言ってた!と最初から読み直す。もうこのシリーズ読めないのは残念…(2023.01.07)
- 「あの子とQ」(万城目学さん)を読んだ。これめちゃくちゃ面白かった。途中で「え!!!」という展開から謎解き、冒険がありそして最後は、、、とにかくキャラがたってて面白い。特にヨッちゃん最高。(2023.01.05)
« ほうれん草が地雷を検知するセンサになる。。。(MITの研究) | トップページ | 11/8のマツコの知らない世界ではGoogleマップとゾンビの特集をしていた。 »
コメント