とっぴんぱらりの風太郎(万城目学さん)を読んだ。珍しく血生臭い描写がある作品。
万城目さんといえば今はこれが話題ですが、、、
それはそれとしてお正月に読もうと前から買っていた作品。(いや私も本能寺ホテルの予告見てあれ?と思っていた)
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今回は大坂の陣の少し前、天下が豊臣から徳川へ完全に移る前の伊賀の里から追い出され、京に移り住んだ忍びの風太郎が主人公。
忍びの術はともかく、息を止めることには自信がある。
帯にはニート忍者、という表現がありますが、いや一応働いてはいる。
こう書くとほのぼの系?と思いそうですが、時代背景と、忍びのお話なので人が死にまくる、、、首や手が飛びまくる。
しかしひょうたんをあるところに運ぶ仕事を受けたときに現れた”因心居士”という謎の術?を使う人物との出会いから、風太郎の運命が大きく変わり始める。
そして、ひさご様という怪しい公家の護衛時に敵に狙われ、さらに風太郎の運命が過酷に、、、一体、因心居士とは?ひさご様とは?
万城目さんには珍しい血生臭い描写がたくさん出てきますが、もちろんほのぼの系のも挟まれていて(蹴鞠とか)、逆にそれがあるからラストの方の悲劇が引き立つ。
騙し、騙され、殺し、殺され、一体誰が味方なのかもわからなく。
ってもう大坂での戦いでどうなるかわかっているから、ラストのこれはどうしようもない。。。
でも最後に救いも。
もちろん真田丸も出てきます(ストーリーには大きくはからみませんが)。
そしてプリンセストヨトミともつながりが。
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コメント
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面白くてどんどん読み進めてしまいました。
展開は早かったのですが読み応えがあり、読後に心に残るものがあります。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
投稿: 藍色 | 2018年4月24日 (火) 11時12分