悟浄出立(万城目学)を読んだ。続けて中島敦の悟浄出世と悟浄歎異を読んだ。
なんとあの西遊記の沙悟浄を主人公にしたお話で、実は中島敦さんが、2篇の短編を書かれていて、その続きが読みたかった万城目さんが自ら書かれたという。
これは面白い!
あの強い悟空やダラダラした猪八戒に隠れ、傍観者となっている自らの身を恥じる悟浄。
そして八戒と三蔵法師と共に妖怪にとらえられ、八戒に長らく抱いていた疑問を問う、というもの。
あまりに面白いので、その部分(これはほかにも史記等で、主人公ではない登場人物の視点から話を描く五編からなっている)だけよんで、すぐに中島さんのも買って読んだ。
悟浄出世は、自分は何者なのかを問ううちに心の病にかかり、様々な人に教えを乞うも答えが得られないうちに、三蔵法師に会う話。
そして悟浄歎異は、悟浄が悟空と三蔵法師について考察する話。
この続きとして八戒について考察するものを万城目さんが書かれたということでした。
他の短編も面白いのでぜひ読んでみてください。
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