FreeFem++(フリーの有限要素法ソフト)で遊んでみる(その6、円形の膜の固有振動解析)
今回はヘルムホルツ方程式の固有値解析をやってみよう。
これはベッセル関数を使った厳密解があるので精度が比べられる。
まずは振動を図示してみよう。
最低次のモード。
次のモード(2つある)
次も二つ。
そしてこれから、、、、
これに。
固有値はこんな感じ。
mode | λ^2 | λ |
1 | 5.79911 | 2.408134132 |
2 | 14.7232 | 3.837082225 |
3 | 14.7233 | 3.837095256 |
4 | 26.4525 | 5.143199393 |
5 | 26.4533 | 5.143277165 |
6 | 30.564 | 5.52847176 |
7 | 40.8388 | 6.390524235 |
厳密な値は、
なので、
なかなかいい精度で計算できている。
参考:「有限要素法で学ぶ現象と数理 FreeFem++数理思考プログラミング」
« FreeFem++(フリーの有限要素法ソフト)で遊んでみる(その5, 顔のラプラス方程式を解いてGIFアニメに) | トップページ | 琵琶湖を太鼓と見なして叩いたときの固有振動数を有限要素法で計算、音を出してみる(FreeFem++で遊んでみる その7) »
「学問・資格」カテゴリの記事
- 高周波・RFニュース 2025年1月23日 5G Americasの新ホワイトペーパー「AI時代のセルラーネットワークの信頼性とセキュリティ」、KyoceraAVXの新薄膜フィルタ、TDKの車載/一般用C0G特性1,250V 3225サイズMLCC、Semtechの5G LPWAモジュール(2025.01.23)
- 高周波・RFニュース 2025年1月22日 everythingRFマガジンにMarkiの宇宙向けミリ波部品の記事、NordicのRF52810を使った太陽電池で動き暗闇でも3週間持つアセットトトラッカー、KnowlessのMRIの技術解説記事、Broadcomの3.5Dパッケージング解説(2025.01.22)
- UnityでVisual C#用の数値計算ライブラリMath.NET numericsを使う(3) 3D画面に補間(Interpolate) を行って表示する。リニア、3次スプライン、有理関数などいろいろ使える。(2025.01.23)
« FreeFem++(フリーの有限要素法ソフト)で遊んでみる(その5, 顔のラプラス方程式を解いてGIFアニメに) | トップページ | 琵琶湖を太鼓と見なして叩いたときの固有振動数を有限要素法で計算、音を出してみる(FreeFem++で遊んでみる その7) »
コメント