”蜂蜜と遠雷”(恩田陸さん)をようやく読んだ。これはすごいですわ、、、小説で音楽が表現されてる。
昔、サルまん(竹熊さんと相原さんの)で、音楽は漫画になりにくいという話を読んだ。確かになー、と思っていたのだが、この蜂蜜と遠雷、見事に音楽が頭に響くお話でした。
あらすじは、「
芳ヶ江国際ピアノコンクールで優勝したものはさらに最高峰のコンクールでも優勝するというジンクスがあり、世界から優秀なピアニストが参加する。
そこに、養蜂家の父と各地を転々とし、なんとピアノを持っていない少年風間塵、
かつて天才少女としてデビューしながら、13歳で母が死にピアノから遠ざかっていた栄伝亜夜、楽器店勤務のサラリーマンで妻子もいる高島明石、そして完璧な演奏技術と音楽性を持ち優勝候補と目されるマサル・レヴィ・アナトールらが参加する。
1次から3次予選、本選を勝ち抜き優勝するのは一体誰?」
というものですが、とにかく登場人物たちが魅力的で、読んだ人は必ず誰かに感情移入すると思う。私は立場上は明石さんかな、、、
伝説のピアニストから、ギフト(か厄災)と言われた常識外れの才能を持つ塵が、皆を揺り動かすトリガーとなり、特に亜夜の心が揺さぶられるのはすごくよかった。
高島さんと亜夜の交流も、、、
これは絶対読んでおいた方がいい名作です。
直木賞と本屋大賞ダブル受賞ももちろん納得。
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