「シャーロック・ホームズ 対 伊藤博文」(松岡圭祐)を読んだ。松岡さん、もしかして島田荘司さん的作風にシフトしようとしている?
前作の黄砂の籠城を読んだ時も、なんか島田荘司さんが題材に選びそうな、、、と思ったら!今度はそのままずばりだ!しかも帯の推薦文を島田さんが書いている。
島田さんがお書きになった、漱石と倫敦ミイラ殺人事件では漱石とシャーロックホームズが出てくるわけですが、本作は伊藤博文とシャーロックホームズ!
(ちょっとロシア幽霊軍艦事件も入ってる)
あらすじは、「あの有名なモリアーティ教授との最後のシーン。ホームズは死んではいなかった。ただ死んだことにして身を隠し、ある事件で知り合いになっていた伊藤博文を訪ね、日本へ密航する。そんな折、日本では津田三蔵の大津事件が大問題に、、、」
というもの。これ面白いですよ。けれんみたっぷりというか、なんとなくホームズが御手洗潔に思えてくる。もちろん人が死ぬ方のミステリ。
人の死なないミステリで有名だった松岡さんですが、ここのところ本当に作風が島田さん寄りになってる。しかも次回作も8月15日に吹く風、つまり終戦の日ということでこれもそっちより。
水鏡推理の新作も読みたいところですが、、、
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