湖底のまつり(泡坂妻夫さん)を読んだ。復刊で平積みになっていたので。これは確かにすごい真相!
本屋さんで平積みになっていたので気になって買って読んだ。あらすじは、
”傷心をいやすために旅に出た紀子。その旅先の川であわや濁流に飲み込まれる、、、というところで昇二という男に助けられた。その夜、彼の家で紀子は彼に抱かれる。しかし翌朝、昇二は消えていた。地元の祭りがその日行われており、昇二のことを村人に聞いた紀子は、彼がひと月も前に毒殺されていたことを知る。一体昇二は誰だったのか?”
というもので、章ごとに異なる登場人物がその当時のことを語り、次第に真相が明らかになっていく、というもの。
この真相は、、
こんなのありか!と思うもの。PとNのくだりのミスリーディング感がすごい、、、
映像化できない、、、というだけでもうネタバレになってしまうのでこれ以上かけないけれど、いや、もしかしたら全く無名の役者さんを使えばできるかも、、、とか思いなおす。
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