ΑΩ 超空想科学怪奇譚(小林泰三さん)を読んだ。ウルトラマン的存在が本当にいて、地上で戦ったらどうなるというSFホラー。粘液と臓器と、、、
前から小林泰三さんがウルトラマンをモチーフにしたSFホラーを書いているのは聞いていましたが、本屋さんで探しても見つからないのであきらめてました。電子書籍で読めるのをしってすぐポチッとダウンロード。
凄惨な飛行機墜落事故が起き、乗員乗客はすべてぐちゃぐちゃのドロドロで死亡、、、、しかし諸星隼人は別居中の妻の目の前で復元を果たす。
それは、「影」を追って地球まで来た「一族」であるガ、が飛行機にぶつかって乗員乗客をすべて死亡させ、しかし自らはプラズマの体であるガが地上での活動のために諸星の体を復元したものであった。
このガですが、、、そもそも任務は失敗ばかり交接のことばっかり考えるダメダメな存在で、それを帳消しにするために影を倒す命を受けて地球にやってきたと思ったらこの体たらく。。。
でここから先はもうぐちゃぐちゃグログロです。
特に、ヒロインなの?と思っていた妻の妹が、、、とか。
アルファオメガという宗教団体も絡み、事態は最悪の状況に、、、一体ガと隼人は影を倒せるのか?
しかし唐突に「ジュワ!」とか「ヘアッ!」とか出るのが笑える。まあ、一応ウルトラマンだから、、、
パーセクマシンとかSF的要素とグログロホラーと、そしてウルトラマンのモチーフということで私はとても面白かった。まあグログロなのが苦手な人にはお勧めしませんが、、、
ちなみにガ、の本名があれとは、、、ちょっと面白い。
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