満願(米澤穂信さん)を読んだ。六篇の短編集だが、どれもラストが衝撃的、、、
何ということもない日常から、ラストに向かって破滅していく衝撃の短編集です。こうなってほしくない展開に全てなっていくという、、、これはすごいわ。
中でも柘榴のいやーな官能感と、表題の満願の、うわー、これは嫌だー、という感じがすごい(全部最後は嫌だ―なんですが)
とにかく読んでみられることをお勧めします。
« 72人の統計学者が連名でp値の閾値を0.05から0.005にしようと言っている。 | トップページ | 8/7 午後6時に長岡京市では避難準備・高齢者等避難開始命令が出た。台風5号による大雨で土砂災害の恐れありと。 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「殺した夫が帰ってきました」を読んだ。真相を読んで最初の方から読み返したけど、なるほどこれは映像化もできるトリックになってる!なかなか面白かった。帯の「伏線はこの帯にある」もなるほど。(2022.05.09)
- 神とさざなみの密室(市川憂人さん)を読んだ。右翼・左翼の政治団体の2人が目覚めると密室で遺体が、というソウを思わせる序盤からSNS、ヘイト、森友、ナッジなど盛り込み驚愕の真相に。それと正当性確率の計算をやってみようとカシオの高精度計算サイトに作ってみた。(2022.05.07)
- 「密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック」を読んだ。最初読み始めたとき「え!清涼院流水のコズミック/ジョーカー!?」とか思ってしまった。全然違いましたがどうなるんだ?という雰囲気は似てるかも(いやトリックはちゃんとしてます)。最後のは警察は気づくのではとおもったけど。(2022.04.25)
- 「元彼の遺言状」を読んだ。ドラマが始まるということでその前に読んでみようと。かなり面白かった。最初は主人公に共感できない感じで描かれてますが、どんどん感じ方が変わっていく。「実際の事件処理にあたっては本書を参考にせず適切に弁護士に相談して下さい」も笑った。(2022.04.10)
« 72人の統計学者が連名でp値の閾値を0.05から0.005にしようと言っている。 | トップページ | 8/7 午後6時に長岡京市では避難準備・高齢者等避難開始命令が出た。台風5号による大雨で土砂災害の恐れありと。 »
コメント