「さよなら神様」(麻耶雄嵩さん)を読んだ。前作、神様ゲーム以上にいやーな展開でめちゃくちゃ面白い。一行目から犯人が分かる連作短編集。
貴族探偵で麻耶雄嵩さんを知った方がこの神様シリーズとか隻眼の少女とか読んだらびびるのでは、、、というものすごく後味が悪いシリーズ。
あらすじは、
「犯人は○○だよ。」 1行目から犯人を教えてくれるクラスメイトの鈴木太郎は神様(かどうかが本当にはわからないのがこのシリーズの肝にもなってる)。
身近な人物が殺されたり、逆に身近な人物が犯人だと鈴木が教えてくれたりする。
その真相を探ろうと久遠小詞探偵団は捜査に乗り出すが、、、
というもの。
連作の6話の短編から成りますが、4話目のバレンタイン昔語り、でそれまで全く想像もしていなかった事実が明らかになり(てよく読むと3話目の車でおかしいなと思った)、
そして、、、最終のさよなら、神様でこうなったら嫌だな、嫌だな、、、と思っていた展開になって騒然とする。
全知全能の神様がいたらミステリは成り立たない、ということを鮮やかに覆す作品でした。
神様がいても悪魔がいてもやはり人間が一番怖い。。。
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