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2017年10月 6日 (金)

#ビーバップハイヒール 10/5の特集は”作者さいとう・たかをが語る!『ゴルゴ13』のすべて!”最終回の構想も!速記メモ。

これはかなり貴重な回ではなかろうか。さいとう・たかをさんがテレビに出てゴルゴについて語るなんて見たことない! では以下メモ。

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1968年の連載開始以来、一度も休載なし。最近、外務省までがゴルゴに仕事を依頼した。
世相や社会、国際問題に切り込み続けている。
ゴルゴと自分は何でも言うことをきいてくれる役者と監督の位置関係とさいとうさんは語る。
カメラがさいとう・プロダクションに潜入する。
等身大のゴルゴ13フィギュアがまず置かれている。
そして奥の仕事部屋では、下書きなしでマジックで眉から書き始めるさいとうさんがいる。
下書きがあると表情が生きないという。
一か月120枚という執筆ペース。
さいとうさんが書くのは全体の構図とゴルゴだけ。
残りは10人の作画スタッフが担当。分業制なのだ。
いろんな才能を持ち込めば完成度が高くなるはず、最初から共同作業で描こうとしていたという。
※ゴルゴの目だけを描いている、というのはガセだった?
さいとう・たかをさんがテレビに登場するのは珍しい。煙草がすえないから出ない。。。
なぜ大阪の番組に出た?
明日から連載50周年記念、大阪文化館で展示があるから大阪にやって来た。
ゴルゴは10話で終わる予定だった。最初、10くらいしか浮かばなかった。
最終話はその時すでに考えていた。
ゴルゴは最初32歳のイメージ。でも現在82歳。
最終話のイメージは当時から変わってない。側近の2人にはしゃべって伝えた。
文書などには残してない。
しかしその2人はもう亡くなってしまった、、、じゃあもうさいとうさんの頭の中にしかない。
さいとうさんは関西人で関西弁を話すのが意外だと徳井さん。
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ドラマ仕立ての紹介。
日本某所、バーバーゴルゴ。そこには誰よりもゴルゴに詳しい店主がいた。
日本の理髪店で最も多く置かれているのはゴルゴ13.
ゴルゴはなぜこんなにも長く続いたのか?
例えばあるエピソード。俺は”一人の軍隊だ”と語るゴルゴ。
アウトローでCIAやKGBなどと一人で戦ってきた。
孤高の存在が日本人に受ける。
いつも振り回される日本人の憧れ。
黙して語らず(・・・というやつ)とか、後ろを取らせないとかも。
しかしこのキャラクターだけでは成立しない。
ロマンはあるがリアリティがない。
そこで街の匂いにまでこだわった。街の描写がものすごく細かくてリアル。
昔はどうやってその資料を集めていた?
1970年某日。ガボン共和国の空港の写真が欲しかったが、日本に大使館すらなかった。
学会の国際会議でガボンに行くお医者さんがいるのがわかり、カメラで撮ってきてもらった。
さらにストーリーに歴史的な大事件を描いている。
天安門事件や、ベルリンの壁崩壊、チェルノブイリの2年前に原発事故を描くなど。
徹底したリサーチが行われる。
世界中のモデルガンが集められた部屋なども持っている。
続いた最大の理由は、、、?
変わらないゴルゴの価値観だ。
正義の観念が時代で変わってもゴルゴは変わらない。
※ちなみにさいとうさんは劇画家になる前は理容師だったそうだ。
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モデルはいる?
高倉健さん。
ゴルゴ13の生い立ちに7つのルーツ説がある。
なぜこんなたくさんある?
ウケるんですよ、、、だって(笑)
どれが一番ほんとうか?は考えないようにしたという。
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50年一度も休載したことがない。
それはさいとうさんのおいたちに関係している。
1936年、和歌山で生まれ、小学生で大阪へ。
当時は戦争の真っただ中。
戦争の理不尽さを思い知った。
1945年、終戦。
これからは民主主義でアメリカの人と仲よくしようという周りの大人に不信感が。
戦争中に言っていたことと全然違うと。
答案用紙はいつも白紙。
しかし新たに担任になった先生は、その白紙は自分の責任でやっているんなら
名前だけは書きなさい、といった。
そんな彼はあるものに衝撃を受ける。
手塚治虫の新宝島!(藤子先生たちといっしょだ)
中学卒業すると実家の理髪店へ就職。
しかし漫画家になる夢をあきらめず、
空気男爵でデビュー。
21歳で上京し、劇画を描く。
台風五郎という作品など。
1959年、少年サンデーと少年マガジンが発刊。時代は少年漫画へ。
劇画は受けないということで仲間は廃業していく。劇画雑誌が廃刊していく。。。
しかしさいとうはあきらめず出版してくれるところを探した。
狼は牙を地で洗う、などの作品を出せた。
そしてとうとう
青年コミック誌が刊行されることになった。
そこでスナイパーを出すことにした。
名前はどう決めた?
白紙に名前をかけ、といった担任の先生。責任というものを教えてくれた。
その先生は、、、東郷先生という名前だった!
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後半はクイズ。
ゴルゴ13が笑っている。タイの娼婦マリーにあることを指摘されたから。
それは何?
「それ、その目!女にそんな目するもんじゃないわよ!」ということを言われた。
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遊園地に依頼者に会うためでかけた。しかしハプニングが起きた。
それは何?
100万人目の来場者として祝福された。
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最終回はどうなる?とまた聞かれたら、、、
”忘れました。でも
描くときはゴルゴが82歳にならないと嘘だね、”と語る。

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