伽藍堂の殺人を読んだ。まさかバナッハ・タルスキーのパラドクスがテーマのミステリがあるとは、、、ポール・エルデシュがモデルの数学者十和田が出てくるミステリです。
バナッハ・タルスキーのパラドックスはこんなのです。
Wikipediaでは、
”バナッハ=タルスキーのパラドックス (Banach-Tarski paradox) は、球を3次元空間内で、有限個の部分に分割し、それらを回転・平行移動操作のみを使ってうまく組み替えることで、元の球と同じ半径の球を2つ作ることができるという定理”
と書かれている。
そしてこの本のあらすじは、
”謎の宗教団体BT教団の施設だった二つの館の建つ伽藍島。リーマン予想怪傑に関わる講演会のために訪れた(ポール・エルデシュがモデルの)放浪の数学者・十和田只人、天才・善知鳥神、宮司兄妹、そして数学者三名。講演のあと、不可能と思われるような瞬間移動で二人が殺される。一体どのようなトリックで殺されたのか?そして宮司や十和田の過去に何が起こっていたのか?”
というもの。
本当にバナッハ・タルスキーをモチーフにしたトリックです。びっくりした!
最近見たことないような大ネタです。
(これ以上はネタバレなので自粛)
まあちょっとS&Mシリーズ+館シリーズっぽすぎる(天才女性科学者+建築家がでるとどうしてもそうなる)のは置いといても、面白いです。
最後の驚愕の真相は、、、これは伏線で違和感がある、というのがあったので本当そういうことなのかな?と。全7巻まであるということで、次第に真相が明らかになるのでしょう。次も楽しみ。
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