怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関を読んだ。シュレディンガーの猫や多世界解釈を基にしたミステリ。
昨日はバナッハ・タルスキーのパラドックスをモチーフにした伽藍堂の殺人を読みましたが、
今日は法月綸太郎さんのシュレーディンガーの猫やエヴァレットの多世界解釈をモチーフにした小説を読んだ。
あらすじは、
”伝説のSF作家が遺した未発表原稿「多世界の猫」を盗んでほしい。実はあれは人工知能ストーリーマシンによって書かれた贋作なんだ、と怪盗グリフィンは依頼を受けた。
しかしその小説は動物愛護団体やCIAも行方を追っていたものだった。一体、多世界の猫は本物なのか?そして一体何がかかれているのか?”
というもの。
しかし、、、うーん、ちょっと量子力学の話がおまけっぽすぎなような気がする。
例えば、グレッグ・イーガンという作家さんがいて、この方はもともと物理出身なので
物理を活かして本当にありそうなSFを描かれる。例えば万物理論とか参照。
それと比べるとちょっと残念。法月さんは好きな作家なだけに、あまりこういう主題はやってほしくないなー、と思ったり。
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