Excel VBAで複素N×N行列(動的配列でNを決める)のさらに動的配列を作る方法(NポートSパラメータの周波数特性みたいな)
Excel VBAをよく使っているが、最近まで構造体の中に動的配列を入れて、その構造体をさらに動的配列にする方法を知らなかった。
どういう時に使いたいか、というと、NポートのSパラメータ(N×Nの複素行列)の周波数特性を保存するときに、Nも周波数ポイントも動的に確保したい、ようなとき。
どうするかというと、、、まず複素数の構造体を定義する
Public Type Complex x As Double y As Double End Type
その上で、こんな風に構造体の変数に動的配列を使う。
Public Type snp S() As Complex nmax As Integer freq As Double End Type
そして、これの構造体も行列の大きさも確保するには、
Public Sub Init_snp(S() As snp, port_num As Integer, freq_points As Integer)
Dim i As Integer, j As Integer, k As Integer
ReDim S(freq_points)
For k = 1 To freq_points ReDim S(k).S(port_num, port_num) S(k).nmax = port_num Next k
End Sub
のようなサブルーチンを作って呼び出すのが便利。
ようするに、構造体の配列をまずReDimで確保して、その上でその配列要素それぞれに構造体の内部の動的配列をReDimで確保する。
これを作った上で、関数で四則演算や逆行列を作ると、ほとんどNumpyみたいな感じ(いいすぎ、、、)でExcel VBA上で行列演算ができる。
また別途そのライブラリについてはいつか公開するかも。
これを作る前のもうちょっと簡便なライブラリについてはこちら:
Excel VBAで複素数演算(一次方程式・FFT他, Numerical Recipes移植)、フィッティング(非線形含む)、ルンゲクッタ8次(DOP853)などが使えるライブラリ
« 行列の平方根(X^2 =AとなるX)をPython+SciPy(linalg.sqrtm)で計算。 | トップページ | 「人体―神秘への挑戦―」@上野の国立科学博物館を観てきた。ものすごい人出。アインシュタインの脳標本やタモリさんの内臓レゴブロックがあった。 »
「学問・資格」カテゴリの記事
- 高周波・RFニュース 2026年7月9日 KeysightとIEMNが6Gに向けてSubTHzのRIS評価、ローデ・シュワルツとチャイナモバイルが生成AIユーザーエクスペリエンステスト、6G MRSS解説記事、Sパラメータと分布インピーダンス解説記事(2026.07.09)
- 高周波・RFニュース 2026年7月8日 Mini-Circuitsがアディティブフェイズノイズについて解説、ローデシュワルツが品質検査用ミリ波スキャナ発表、UMSが27.5-31GHz 25Wパワーアンプ発表、HuaweiがAI-centricネットワークのマネタイズに向けたロードマップ発表など(2026.07.08)
- RF Weekly Digest (Codex(GPT-5.5)で作ったOllama経由のgemma4-26B-A4B QAT、DuckDuckGo Searchを使った高周波・RF情報の週刊まとめアプリ)2026/6/28-7/5(2026.07.05)
- Ornith-1.0-35B(llama.cppで4ビット量子化使用)に、電子レンジの動作原理(2.45GHzは水分子の共振周波数でない)と隕石が大気圏突入で燃える原理(摩擦熱ではない)を聞くと、誘電緩和と断熱圧縮について正しく答えられた。(2026.07.03)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 高周波・RFニュース 2026年7月9日 KeysightとIEMNが6Gに向けてSubTHzのRIS評価、ローデ・シュワルツとチャイナモバイルが生成AIユーザーエクスペリエンステスト、6G MRSS解説記事、Sパラメータと分布インピーダンス解説記事(2026.07.09)
- 高周波・RFニュース 2026年7月8日 Mini-Circuitsがアディティブフェイズノイズについて解説、ローデシュワルツが品質検査用ミリ波スキャナ発表、UMSが27.5-31GHz 25Wパワーアンプ発表、HuaweiがAI-centricネットワークのマネタイズに向けたロードマップ発表など(2026.07.08)
- RF Weekly Digest (Codex(GPT-5.5)で作ったOllama経由のgemma4-26B-A4B QAT、DuckDuckGo Searchを使った高周波・RF情報の週刊まとめアプリ)2026/6/28-7/5(2026.07.05)
- Ornith-1.0-35B(llama.cppで4ビット量子化使用)に、電子レンジの動作原理(2.45GHzは水分子の共振周波数でない)と隕石が大気圏突入で燃える原理(摩擦熱ではない)を聞くと、誘電緩和と断熱圧縮について正しく答えられた。(2026.07.03)
« 行列の平方根(X^2 =AとなるX)をPython+SciPy(linalg.sqrtm)で計算。 | トップページ | 「人体―神秘への挑戦―」@上野の国立科学博物館を観てきた。ものすごい人出。アインシュタインの脳標本やタモリさんの内臓レゴブロックがあった。 »


コメント