「代償」(伊岡瞬さん)を読んだ。もう第一部はページをめくるのもつらくなるような不幸が主人公を襲う。そして弁護士になった主人公は、、、これはすごいです。
本当に、第一部はもう読んでるのもつらくなってくるような不幸が主人公の圭輔を襲う、、、
(詳細を書きたくもない、、、)
そして第二部。苦学して弁護士になった圭輔に諸悪の根源である遠縁で同学年の達也から連絡が。強盗殺人で逮捕されたが、無罪なので弁護をしてほしいと、、、
どう考えても有罪の証拠しかないが、無実を主張する達也。
そしてさまざまな罠が圭輔を襲い、追い詰められる。
圭輔はこの悪意から逃れ、正義を貫けるのか、、、というもの。
第二部からリーガルミステリになりますが、これがまた達也が悪い奴(小並感)。
とにかくどうやって圭輔がこれを切り抜けるのかがハラハラ、、、
そして親友の寿人がめちゃくちゃいい人(牛島夫婦も白石弁護士もみんないい人)でそこが救い。
最後は、ああよかった、、、と思える。これは売れているのも納得のすごいミステリ作品でした。
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