みんなの少年探偵団2(有栖川有栖・歌野晶午・大崎梢・坂本司・平山夢明)を読んだ。
有栖川有栖さん、歌野晶午さん、大崎梢さん、坂本司さん、平山夢明さんという現代を代表するような(そして私が大好きな)作家さんたちによるオマージュアンソロジー。
このメンバーが書くのだから面白くないはずがない。
有栖川さんのは未来人F。通常の明智小五郎と怪人二十面相の話と思いきや、最後はノックスマシンのような話に!
歌野さんのは五十年後の物語。
これは小説として怪人二十面相がある世界でのお話で、じわじわいいお話。
大崎さんのは闇からの予告状。
これは明智や小林少年の孫の世代のお話で名探偵〇ナンを思い出す。
坂本さんのはうつろう宝石。
王道の明智対二十面相と思いきや、年月の流れは残酷というお話。
そして平山さんの溶解人間。
平山さんらしいどろどろぐちゃぐちゃ、、、
このアンソロジー、第一巻もすごいメンバーなのでまた買って来てよもう。
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