映画「ラプラスの魔女」を観てきた。櫻井さん「ラプラス方程式」福士くん「ナビエ・ストークス方程式」広瀬さん「乱流計算は困難」志田さん「ミャンマー」
原作を読み、またその前日譚の「魔女の胎動」も読んでいたので楽しみにして観に行った。
かなり原作に沿って作られており、十分楽しめる展開でした。
櫻井翔さんが「ラプラス?あの数学者の?ラプラス方程式とかラプラスの悪魔の?」
「Snow ball earthと言います」と言ったり
福士蒼汰くんと広瀬すずさんが「ナビエ・ストークス方程式を解くんだ。乱流はまだ困難だけれど」「竜巻やダウンバースト」
などと言い合う場面が面白い。
ただ、ナビエ・ストークス方程式が解けないという意味は、そういう意味じゃない(ってどういう意味だ)。普通の数値計算では十分な精度がある場合が多いが、クレイの賞金が出るミレニアム賞の話はこういうことなので。
まあそれはそれとして、、、
あ、そういやハイゼンベルクも神に会ったら聞きたいことのリストになぜ乱流?とあげた話を思い出した。
ちなみにラプラスの悪魔についてラプラスが語った(のの英訳)はこちら。
ちょっと時系列が分かりにくいところがある(広瀬さんの前髪で時系列がわかるが、、、)
のと、高嶋政伸さんが「もうしわけございません」くらいであんまり活躍しないのは残念。
最後のシーンの広瀬すずさんはかわいかった。あの帽子とか。
志田未来さんが最後に白衣を取ると背中にミャンマーと書いてあったのが最大の謎、、、
---
ちなみにサマーウォーズの健二くんは頭が量子コンピュータだと思う。
Shorのアルゴリズムについて電車で読んでいたし、あの素因数分解の速さは、、、
円華たちのは速い通常コンピュータのような気もするがどうなんだろう、、
前にも書いたけれど、続編は頭が量子コンピュータの人との闘いがいいな、とか。
--
あと、完全に文系の人がこの作品読んでも(観ても)、魔法とか超能力と区別できないのではないかと思ったり。高度に発達した・・・というか、超能力の予言と変わらない。
« 「殺竜事件」(上遠野浩平さん)文庫版を読んだ。ファンタジー+ミステリはいつも面白いな! | トップページ | #仮面ライダービルド 第34話の話数を表す数式はまたも巨大数、スキューズ数(第一スキューズ数SK1<10^(10^(10^34)))! »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「プレデター:バッドランド」をIMAXで観てきた。超面白かった!最弱とされたデクがヤバすぎる生物たちの星で狩りをする。デクをずっと応援してしまう。とにかく前半が全部伏線。エル・ファニング演じるおしゃべりティアも可愛く前代未聞の戦闘もあり、ある映画のオマージュまで。(2025.11.08)
- 映画「爆弾」を観てきた。良かった!原作読んでいて内容知っているはずなのに全編に渡ってものすごい緊張感が走る…爆発の描写も恐ろしい。ほぼ取り調べ室だけの密室劇だが佐藤二朗さんのスズキタゴサクの演技が凄まじかった。山田裕貴さんはじめ警察の方々の演技もすばらしくよかった。(2025.11.01)
- 映画「おーい、応為」を観てきた。べらぼう、とは違ってものすごく静かでセリフも音楽もない長い間がすごく多い父と娘のお話だった。長澤まさみさんはとにかく歩き、食べ、キセルを吸うがどれも絵になっていた。永瀬正敏さんも年取る感じがいい。しかし髙橋海人くんの出演時間が…(2025.10.25)
- 新プロジェクトX 異端児たちのゲーム機革命 〜電機メーカー 新時代への一手〜でSONYの初代PlayStationの開発が放映されたのを見てXでポストしてました。リンク貼ります。(2025.10.11)
- がっちりマンデー、儲かる実証実験を観てXでメモしてました。リンク貼っときます。(2025.10.12)
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 映画「ラプラスの魔女」を観てきた。櫻井さん「ラプラス方程式」福士くん「ナビエ・ストークス方程式」広瀬さん「乱流計算は困難」志田さん「ミャンマー」:
« 「殺竜事件」(上遠野浩平さん)文庫版を読んだ。ファンタジー+ミステリはいつも面白いな! | トップページ | #仮面ライダービルド 第34話の話数を表す数式はまたも巨大数、スキューズ数(第一スキューズ数SK1<10^(10^(10^34)))! »



コメント