#ビーバップハイヒール 5/31の特集は”1つの薬が世界を救う 新薬開発の舞台裏”でした。速記メモ。
ゲストブレーンは大塚 一幸さん(大阪バイオメディカル専門学校・校長)。女性ゲストはベックさんでした。では以下メモ。
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1つ当てれば1兆円、という新薬。
インフルエンザの治療薬はタミフルが有名。一日2回、5日間服用しないといけない。
ゾフルーザ(シオノギ製薬)は1回で済む。
年間売り上げ1000億円をこえるものはブロックバスターと呼ばれる。
世界最大のブロックバスターはヒュミラ(抗リウマチ薬)だ。
しかし新薬の開発期間は10年以上、開発費用は1000億円にものぼる。
ファイザー製薬の開発費は9000億円にものぼる。売り上げの15%だ。
製薬会社の研究者の大半が画期的新薬を開発できずに定年になる。
成功率は3万分の1。
儲かる薬の条件は、先進国で使われること、長期間使われること、だ。
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新薬開発の裏側をドラマ仕立てで。
土を集めている人がいる。製薬会社の人たち。まだ見ぬ未知の物質が必要だが、土の中にいることが多い。植物・土壌・海洋生物を集める。
土壌には多くの微生物や菌がいる。
プログラフという免疫抑制薬は茨城県の筑波山の土壌菌から。
イベルメクチンは静岡県のゴルフ場から。これで大村智さんがノーベル賞を受賞。
スタチンという薬は京都のお米屋さんのカビから。
海外でも土集めをする。
そして土から微生物や菌を抽出し化合物としてストックしておく。
コンピュータ上で仮想実験を行うのが現在の主流。
薬と毒は紙一重。
サリドマイドが少し変わるだけ(光学異性)で毒になる。1960年代に世界規模で事件になった。
しかも同じ構造の特許が先に出るともうおしまい、、、
次に非臨床試験として動物実験を行う。
マウス・うさぎ・中型犬・大型犬など。
多くの製薬会社では動物の慰霊祭を行っている。
最終的な試験は人間で行う。臨床試験だ。
フェーズ1:健康成人
フェーズ2:少数の病気の人
フェーズ3:多数の病気の人
で行うが、フェーズ3では二重盲検を行う。
データはトラック一台分にもなる。
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改源はある方法で効き目が上がる。それは何?
お茶で飲む。カフェインが薬の効果を高める。
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富山県。富山の薬売りによって全国に薬が広がった歴史がある。
1998年、富山大学医学部。インフルエンザをターゲットとした薬を作る製薬会社、富山化学の社員が訪れた。
偶然、インフルエンザに効果がありそうなT-705というものを見つけたという。
白木教授と共同研究を始めた。
マウスで生態実験をしたところ一匹も死んでいない。
2000年に海外で発表したが話題にならず。
タミフル、リレンザが発売されたあとなので。
そして数年後(2005年)、鳥インフルエンザに効果があるとユタ州大学がT-705を発表した。
開発を再開したが、資金がショート。決算が赤字にあっていた。
そこに富士フィルムが富山化学を買収したいという打診があった。
そこで開発が続けられるようになり、アビガンというインフルエンザ薬を開発した。
ギニアからエボラの患者にアビガンを投与したら直ったという連絡が!
さらにマダニの感染症にも効くかも?という話にも。
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後半は薬の名前に関するクイズ。
ハルナールという薬は何の薬?
排尿障害の薬。ハルがドイツ語で尿なのと、日本語の春になるにかけた。
ではアレデルは?
物忘れ改善薬。
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