「瑕疵借り」(松岡圭祐さん)を読んだ。人の死なない女性が主人公のうんちくミステリ、人が死ぬ歴史もの、に続く第三の作風になってる!
松岡圭祐さんと言えば人の死なないミステリ(万能鑑定士Qとか、水鏡推理とか)で有名でしたが、最近はちょっと島田荘司さんのような歴史ミステリが続いていた。
で、この作品。また作風が変わった!
瑕疵というのは瑕疵物件で、要するに訳ありの不動産物件。
原発関連死、謎の自殺、家族の不審死、、、瑕疵物件に移り住む藤崎。
その先々で藤崎は瑕疵の原因を突き止めていく、という作品。
藤崎がまああんまりさえなくて愛想がいいともいえない30代の男で、松岡さんにしては珍しい主人公が真相を(どちらかというと安楽椅子探偵的に)突き止めていく社会派ミステリになっています。これはシリーズ化しそうですね。
« #ビーバップハイヒール 5/31の特集は”1つの薬が世界を救う 新薬開発の舞台裏”でした。速記メモ。 | トップページ | 「万引き家族」の先行上映を観てきた。やはり子役がうまいなあ。そして安藤サクラさんと松岡茉優さんの脱ぎっぷり。 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「成瀬は都を駆け抜ける」を読んだ。大学も学部も私と一緒になった成瀬。とにかくキャラが強くてぶれなくて面白い。よく知っている場所がたくさん出るのも森見登美彦作品が出るのもいい。第一作の最初のセリフが驚く場所で出て来たり。最後はやっぱり島崎と滋賀でグッとくる。(2025.12.11)
- Interface 2026年1月号 AIで異常検知~時系列データ/画像/ログ~を買った。マイコンでもAIが使えるNanoEdge AI Studioやe-AIトランスレータ、異常検知に特化したPythonライブラリAnomalib、Stable DiffusionのInpaintで正常品から異常品画像をつくるなど知らないことが多かった。(2025.12.02)
- アリアドネの声(井上真偽さん)を読んだ。すごく面白かった!巨大地震で地下に閉じ込められた「見えない、聞こえない、話せない」女性をドローン(技術的なことも面白い)で知恵を出して誘導するが、次々困難が襲い、本当に障害があるのかという疑惑まで出る。ラストはグッと来た。(2025.11.21)
- トランジスタ技術2025年12月号 電波と回路のススメMHz~GHzを操る!を買った。GHzはアナデバのICを使った信号発生器(信号検出付きなのが面白い)のみだったが、マルチパス、高調波で周波数拡大、6.78MHzのワイヤレス給電、オシロでSDRなど話題も豊富で面白かった。(2025.11.11)
- 「兇人邸の殺人」を読んだ。廃墟遊園地の中の兇人邸に閉じ込められた比留子らは、首を切る巨人に襲われる。多くが殺されていく中、一方別の殺人者がいる可能性が現れ…というもの。特殊状況と本格謎解きの組み合わせが非常に面白い!そして見取り図が別紙でついてくるのがめちゃ親切。(2025.11.12)
« #ビーバップハイヒール 5/31の特集は”1つの薬が世界を救う 新薬開発の舞台裏”でした。速記メモ。 | トップページ | 「万引き家族」の先行上映を観てきた。やはり子役がうまいなあ。そして安藤サクラさんと松岡茉優さんの脱ぎっぷり。 »


コメント