「はるか」(宿野かほるさん)を読んだ。ルビンの壺が割れた、で有名になった作家さんの最新作でAIに恋する男の話。PLUTOを思い出す。
ルビンの壺が割れた、で有名になった(私もキャッチコピーを応募する企画でWebで読んだ)宿野かほるさんの最新作を読んだ。
あらすじは
「小学生のころに海岸で出会った少女、はるかに恋をした賢人。大きくなり2人は出会い、結婚する。しかしその1年後にはるかは交通事故で死んでしまう。人工知能の天才研究者であった賢人は会社を興し、はるかをAIで復元しようとするプロジェクトを立ち上げる。
そしてできたAI、HAL-CAは周囲が驚くほど、はるかを再現しており、、、」
というもの。
AIで死者を復元、というのはよくある話ですが、にこういう結末になるとは、、、さすがにルビンの壺が割れた、の作者さん。
手塚治虫x浦沢直樹のPLUTOを思い出した。
あれもAIが〇〇を、、、という話でしたね。
で、全然メノウのジオードのイメージがわかなかったが、こういうのだそうです。
最後の1文は、私は業者に依頼してやらせた、という解釈ですがどうなんでしょ(あのままだとそれはそれで別の話になる)。
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