探偵AIのリアル・ディープラーニングを読んだ。あの○○○○○○○○殺人事件の早坂吝さんとは思えない本格?近未来?ミステリ
フレーム問題、シンボルグラウンディング問題などを織り込んだAIミステリで、作者があの!援交探偵シリーズの早坂さん。全く作風変えてる!(まあユーモアミステリなのは一緒ですが)
人工知能の研究者だった父を亡くした高校生の輔。父は探偵と犯人のAIの2つを遺していた。犯人が持ち去られ、探偵AIと共に父の死を調査する輔。
そこに見え隠れするテロ集団オクタコア。AIの相以と輔は父の死の謎を解明できるのか?というもの。これはすごく面白くてまだまだ続編ができそうです。チューリングマシンや中国語の部屋の問題も出てる。
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「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「トライロバレット」(佐藤究さん)を読んだ。すごかった。三葉虫に魅せられた高校生がいじめの標的にされ、一方、戦争帰りの金物屋の店主は高校の上を軍用ヘリが飛んでいるという幻聴に悩まされ…一体これがどうつながるのか?と思ったら帯通り「少年は、変身した。」ヒーローに。(2025.01.16)
- Newton2025年2月号の特集は量子力学100年。プランク、アインシュタインから始まり量子電磁力学、BSC、トランジスタと言った話題や昨日NHKでもやっていた量子もつれや量子コンピュータなど様々な話題が2ページずつわかりやすく書かれている。今年はこの特集の本多いな。(2024.12.30)
- ペッパーズ・ゴースト(伊坂幸太郎さん)を読んだ。他人の未来を見ることができる国語教師と、教え子が書いた猫を虐待していた奴らに罰を与える2人組の小説が驚きの展開で重なり、過去のテロ事件やマスコミ報道、ニーチェの言葉とも重なりさらに驚きの真相に。面白かった!(2024.12.20)
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- 「浜村渚の計算ノート 11さつめ エッシャーランドでだまし絵を」を読んだ。今回はルース・アーロンペア、5枚のカードと2人の囚人パズル、3パスプロトコル、ペンローズの三角形とペンローズ・タイル、そしてエッシャー。ちょっと叙述も入ったり?解説はヨビノリたくみさん。(2024.12.13)
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