「人魚の眠る家」(東野圭吾さん)を読んだ。脳死判定とBMI(ブレインマシンインターフェース)を取り扱った作品
幼い娘がプールで溺れ、「おそらく脳死」状態になった。母・薫子と別居している父・和昌は一度は臓器提供のために脳死判定をしようとしたが、一転翻意。
和昌の経営する会社で開発を行っている、体の不自由な方が腕を動かせたり目の見えない方が障害物を判定したりする技術、BMIや自発呼吸をさせる器具(横隔膜ペースメーカー。実際にある。https://www.thoracic-kyoto-u.gr.jp/doctor/research/breath_physiology.html)を用いて脳死状態の娘をまるで生きているように動かすことを試みる。。。というストーリー。
幼い子供の脳死判定、臓器移植などを取り扱った重いテーマで、東野さんにしては珍しい。
読んでいるといろいろ考えさせられる。最後は、、、まあこれはそうしないと仕方がない。
映画化もされるそうです。
« なか卯で4種チーズの親子丼を食す。うーん、ちょっとチーズ感強すぎかな。 | トップページ | 王将で期間限定の若鶏となすの旨辛味噌炒めを食すが、、、店がはずれか鶏が死ぬほど硬い。。。 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 数理科学 2025年7月号 量子物理の発展と未来 最先端から見る将来像を買った。量子鍵配送、LDPC符号、弱値、量子チェシャ猫、dS/CFTなど知らない話がたくさんで面白かった。(2025.07.15)
- Interface2025年8月号Pythonで体験!はじめての暗号を買った。上杉暗号からRSA、AES、DHなど、特に楕円曲線暗号についてはコードも実際に動かすところまで詳しくかかれていた。耐量子暗号や聞いたことなかったY-00暗号や関数型暗号も記載。(2025.07.10)
- ローズマリーのあまき香り(島田荘司さん)を読んだ。20年前のニューヨークでバレエ上演中に伝説のバレリーナが幕合に密室で殺されるが、観客は最後まで踊りをみたという。20年後に御手洗潔が真相を解き明かす。ユダヤ、ナチス、ウクライナ、日本、など興味ある話題も豊富。(2025.07.02)
- 脳・心・人工知能〈増補版〉数理で脳を解き明かす (ブルーバックス) を買った。甘利俊一さんが京都賞を受賞されたので。1次~3次ニューロブームの歴史やネット炎上!も面白いが新しい8~10章も8年でこれだけ大きな変化があったと改めて驚く。理論が後追いなのは残念だとも。(2025.06.26)
- 「君のクイズ」を読んだ。面白かった!クイズ番組の決勝戦、問題が一文字も読まれていないのに回答、正解した本庄。対戦相手だった三島はその謎を追っていく。競技クイズの話、プレイヤーの思考、そもそもクイズとは?のように深まっていき驚きの結末に。(2025.06.11)
« なか卯で4種チーズの親子丼を食す。うーん、ちょっとチーズ感強すぎかな。 | トップページ | 王将で期間限定の若鶏となすの旨辛味噌炒めを食すが、、、店がはずれか鶏が死ぬほど硬い。。。 »
コメント