「検察側の罪人」(文庫版 上下)を読んだ。検事の対立、だけでなく正義とは?や時効問題を取り扱う巨篇。
木村拓哉さんと二宮和也さんがW主演する映画が公開されるということでその前に読んでおこうと思い購入。これはなかなかに重い話、、、
最上検事は23年前、住んでいた寮で親しくしていた中学生の娘さんが殺害され、どう考えても怪しい容疑者は逮捕されずに時効を迎えたという苦しい過去がある。
そして現在、蒲田の老夫婦殺人事件の容疑者の一人としてあがったのが過去の容疑者だった松倉。今度こそ法の裁きを受けさせると覚悟を決める。
一方、若手で最上に心酔する沖野検事は、その松倉の取り調べを行うが、厳しい取り調べを進めていくうち、どう考えてもこの事件の犯人だとは思えなくなってくる。
松倉は否認し続けるが、唐突に証拠が発見され、またもう一人の容疑者の居場所が不明になる。
そして最上と沖野の決裂が、、、二人のそれぞれの正義とは?
というもの。
取り調べと対立のシーンは読んでいて息苦しくなる、、、そして最上の下した正義に考えさせられる。が、これを木村さんかー、かなり冒険的な役どころですね。撮り方によっては違うだろ!になってしまうかも(あまりに同情的に描くと、という意味)。
二宮さんは結構あのままで沖野かも。
« 映画「インクレディブルファミリー」観てきた。イラスティガール超かっこいい!Here comes elastigirlも超かっこいい!そして肉まん太郎が謎、、、 | トップページ | 探偵AIのリアル・ディープラーニングを読んだ。あの○○○○○○○○殺人事件の早坂吝さんとは思えない本格?近未来?ミステリ »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「成瀬は都を駆け抜ける」を読んだ。大学も学部も私と一緒になった成瀬。とにかくキャラが強くてぶれなくて面白い。よく知っている場所がたくさん出るのも森見登美彦作品が出るのもいい。第一作の最初のセリフが驚く場所で出て来たり。最後はやっぱり島崎と滋賀でグッとくる。(2025.12.11)
- Interface 2026年1月号 AIで異常検知~時系列データ/画像/ログ~を買った。マイコンでもAIが使えるNanoEdge AI Studioやe-AIトランスレータ、異常検知に特化したPythonライブラリAnomalib、Stable DiffusionのInpaintで正常品から異常品画像をつくるなど知らないことが多かった。(2025.12.02)
- アリアドネの声(井上真偽さん)を読んだ。すごく面白かった!巨大地震で地下に閉じ込められた「見えない、聞こえない、話せない」女性をドローン(技術的なことも面白い)で知恵を出して誘導するが、次々困難が襲い、本当に障害があるのかという疑惑まで出る。ラストはグッと来た。(2025.11.21)
- トランジスタ技術2025年12月号 電波と回路のススメMHz~GHzを操る!を買った。GHzはアナデバのICを使った信号発生器(信号検出付きなのが面白い)のみだったが、マルチパス、高調波で周波数拡大、6.78MHzのワイヤレス給電、オシロでSDRなど話題も豊富で面白かった。(2025.11.11)
- 「兇人邸の殺人」を読んだ。廃墟遊園地の中の兇人邸に閉じ込められた比留子らは、首を切る巨人に襲われる。多くが殺されていく中、一方別の殺人者がいる可能性が現れ…というもの。特殊状況と本格謎解きの組み合わせが非常に面白い!そして見取り図が別紙でついてくるのがめちゃ親切。(2025.11.12)
« 映画「インクレディブルファミリー」観てきた。イラスティガール超かっこいい!Here comes elastigirlも超かっこいい!そして肉まん太郎が謎、、、 | トップページ | 探偵AIのリアル・ディープラーニングを読んだ。あの○○○○○○○○殺人事件の早坂吝さんとは思えない本格?近未来?ミステリ »


コメント