鏡面堂の殺人を読んだ。今回は相対論がテーマ。リーマン予想を解くことが殺人事件が次々起こる原因になるシリーズ。
リーマン予想を解いたら殺されるシリーズ(?)。
館ものでもあり、全能に近い女性がでるシリーズ(S&Mのような)でもありますが、数学がモチーフになっているのがポイント。
今回は一般相対論のゲーデル解が出てきたりする。特異点がないもの。
そして今回の大ネタは楕円を使うもの。数学好きな人にはああ、あの性質使うんだろうな、と思ったらそうでした。ただ館ものらしくあれも付け加わっている。
このシリーズは最初の探偵役がああなって、重要人物がああなってと飽きさせない。
次回がシリーズ最終作だそうなのでどういう結末になるのか、リーマン予想はどうなるのか楽しみ。
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