「バビロンの秘文字」(堂場瞬一さん)を読んだ。
スケールは大きいお話なんですが、なんか今一つ乗れなかった感じ(ものすごく長いし)。
あ、面白くないわけではないです。ただ、スケールがでかくて面白い話というと「ジェノサイド」と比べてしまうので、、、最後の方の無人爆撃機とか。。。
あらすじは
「恋人の里香に会いにストックホルムを訪れたカメラマンの鷹見。里香はシュメル語の専門家で、国際言語研究所ILLに勤務している。しかしそのILLが爆破され、里香は逃げるように去っていった。彼女は未解読の粘土板、バビロン文書を持ち出した疑いが。里香を探す鷹見。しかしその背後には、4500年前から預言されている、ラガーンの建国がかかわっていた。それを巡り、CIA、ロシア、日本の公安などが入り乱れる、、、そして数学の天才日本人少女がその謎を、、、」
というもの。先ほども書きましたが、面白いことは面白いんですが、なんかもう少しカタルシスというかなんというか、、、危機感が薄かったり、、、
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