バベル九朔(万城目学さん)を読んだ。非常に不思議なお話で、ちょっとだけ森見登美彦さんの熱帯を思い出す。
バベル九朔が文庫化されていたので早速読んだ。これはなかなかに複雑で不思議なお話。
あらすじは
「主人公は5階建ての雑居ビル、バベル九朔の管理人をしながら作家を目指している(これは万城目さんが実際そうだったらしいです)。巨大ネズミ出没、空き巣事件が起きる中、とうとう大長編作を書き上げた。しかしタイトルが全く浮かばない。そんな中、謎のカラス女が主人公を付け回す。そして危機一髪のところで逃げ込んだビルのテナントである絵に触れた瞬間、、、、」
というもの。
最初はギャグもあり、最後までユーモア系の作品?と思っていたらその絵に触れてからの展開が怒涛。祖父であり、ビルを建てた大九朔の真の意図が明らかになり、主人公はある選択をする。そして、、、
最初の書き出しがああいう意味を持っているとは!
そういう意味では全く内容は違うけど、森見さんの熱帯をちょっとだけ思い出した。
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