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2019年6月24日 (月)

「いまさら翼といわれても」(米澤穂信さん)を読んだ。久しぶりの古典部、折木の「やらなくてもいいことなら」がなぜそういう考えになったのかや、中学で嫌われていた理由、そしてえるが行方不明になる表題作など登場人物の鍵となる短編集。

久しぶりの古典部だ。匣の中の失楽 、、、ではなくて生徒会選挙の不正を描いた箱の中の欠落、中学のときにホータローが嫌われる原因となった卒業制作の謎を描いた鏡には写らない、ホータローの昔の走れメロスの読書感想文が出てくるわたしたちの伝説の一冊、そして千反田えるが合唱の前に行方不明になる表題作、など各メンバーの過去に関わる鍵となる作品が並ぶ短編集です。

特にやらなくてもいいことなら、やらない。やらなくてはいけないことなら手短に、というポリシーがどうやって生まれたか、の長い休日は私もこういうこと昔あったなあ、、、とかホータローにシンパシーを感じるお話。

20190623-172030

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