神獣の都 京都四神異譚録(小林泰三さん)を読んだ。京都を舞台に神獣、玄武・青龍・朱雀・麒麟・白虎とその眷属が戦う!小林さんのぐちゃぐちゃ度は低めだが小林さん流のラノベで面白い!
最近ではアリス殺しのシリーズがヒットしている小林さんですが、あれにもかなりえぐいぐちゃぐちゃな殺され方とか出てるし、ウルトラマンが実際にいたらどんな悲惨が被害を受けるか、というAΩでもぐちゃぐちゃでしたが、、、
今回は割とソフト。でもめっちゃ面白い。
あらすじは
「失恋旅行で予備知識全くなく京都を訪れた滝沢陽翔。そこで本気の殺し合いを始めた謎の異能集団に遭遇してしまう。彼らは神獣、玄武・青龍・朱雀・麒麟・白虎の眷属であった。
一般の人間には入れないはずの結界内に入れた陽翔。そして襲われていた少女をかばう。実は彼も火の一族の子孫ではあったが、、、修行も何もしておらず血も薄まっているのでなんの能力も使えない(ここがなろう系とは違うところですね。そこはさすがに小林さん)。ある裏切りによって引き起こされる未曾有の大災害から日本を救うため、陽翔は否応なく非日常に巻き込まれていく。そこにアメリカの組織(CIAとは関係ない!)と某国の組織も入り乱れ、、、神獣の大戦争が始まる。一体日本を、世界を救うことができるのか?」
というもの。
京都のよく知っているところ、巨椋池とか、伏見港とか中書島とか糺の森とかが戦闘の舞台になってそこを想像するだけでも楽しい。
これすごくアニメ化に向いている話と思うんですが、なんかすぐアニメ化されそう。
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