高校事変III(松岡圭祐さん)を読んだ。今回は結衣が海外に拉致され、熱帯林の奥地にある学校村落でのバイオレンス。
3作目にして日本まで飛び出し、海外の元傭兵相手に戦うところまで行ってしまった、、、
まあもう日本人で戦えるやつがいないから(って前作読んだ時にもう海外で傭兵になるしか、、、と言っていたのがそんな形で実現するとは)
あらすじは
「犯罪史に残る凶悪な半グレ連合リーダーを父に持つ優莉結衣を、全寮制の矯正施設・塚越学園のトップが訪ねてきた。結衣は転入を勧められるが、見学に出発した未明、突如として武装集団の襲撃に遭う。再び目が覚めたとき、結衣は熱帯林の奥地にある奇妙な学校村落にいた。そこには同じく塚越学園に入学しているはずの日本人の少年少女らが700人がおり、恐ろしいルールのもとで生活しながら通学していた。一体ここはどこで、何のためにこんなことをしているのか、、、」
というもの。
今回は結衣が殺すだけでなく、他の少年少女に殺させるという行くとこまで行った感じ。ネタとしては最近の悲惨な虐待の話とも絡んでいてあれなんですが、この結末はなかなか賛否が分かれるだろうかと。
面白いからいいんですが。
妹があんまり活躍しなかったのが残念ですが、おそらく次のIVで活躍するんでは?
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