「レプリカたちの夜」を読んだ。これはなんなんだ、、、SF?ファンタジー?ミステリの賞をとっているけどミステリじゃない、、、なんかすごい世界観。
帯で伊坂幸太郎さんが「とにかくこの小説を世に出すべきだと思いました」と語る作品。第2回新潮ミステリー大賞受賞ということですが、ミステリー?かと言えば???謎は多いですが。
あらすじは「動物レプリカ工場(そもそもこれはなんだ)に勤める往本は夜中、動くシロクマを目撃する。工場長はスパイだと断言し、殺せと往本に命じる。そこから往本の周りでおかしなことが起きはじめる。トラックにひかれたはず、と言われたが記憶がない。パーティーに出ていたはずと言われるが記憶がない、、、そうこうしているうちに工場長が、、、そしてシロクマが、、、、一体レプリカとは何なのか?往本の身に何が起きているのか?」というようなものですが、
本当に何が起きているかわからないです。不条理小説というかなんというか、SFなのかファンタジーなのか。
読んでいる間ずっと不思議な感じで、ラストもこれで終わりなのか、真相はこれでいいのか???と謎が残ったり。
ちょっとこの作者さんの別の作品も読んでみたい。
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