« 2020年9月 | トップページ | 2020年11月 »
昨日はマイクロストリップラインのSパラメータだったが、今日はストリップライン。説明は一緒なので端折りますが、
リンクはこちら。
説明文:
画面:
㏈表示:
位相表示:
前からマイクロストリップラインの特性インピーダンスの計算ツールは巷にあふれているけれど、Sパラメータまで含んでちゃんと計算してくれるものは少ない(RogersのMWIはロスは出るが反射がでない)と思っていたので自作式として作ってみた。
あと、すごく気になることがあって、実際のマイクロストリップラインでTDRとると特性インピーダンスがどんどん上がって見えるが、計算で特性インピーダンスを実数とすると一定になってしまう。複素特性インピーダンスにすればちゃんと上がるのでそこも計算に取り入れている。
一般に使われているHammerstadとJensenモデルでインピーダンスを、Morganモデルで表面粗さを考慮して計算した。
リンクはこちら。
画面はこんな感じで
計算すると㏈表示や
位相表示ができる。
さて次はストリップラインかな(続く)
(全然終息しなくて記事が長くなったので再々分割)
まずは日本のPCR陽性者数は厚生労働省が毎日報告してます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
中国、韓国、アメリカのはWikiPediaに詳しい。
https://en.wikipedia.org/wiki/COVID-19_pandemic_in_mainland_China
https://en.wikipedia.org/wiki/COVID-19_pandemic_in_South_Korea
https://en.wikipedia.org/wiki/COVID-19_pandemic_in_the_United_States
さて、感染症の微分方程式として
SIRモデル
SIRモデル(感染症の微分方程式、コロナウイルスなども)の計算をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpにUP! 4段4次のルンゲクッタ法を使用。
SEIRモデル
SEIRモデル(コロナウイルス感染の微分方程式その2)をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpの自作式としてUP!ルンゲクッタ法を使用。
の計算ができる自作式をUPしましたが、データのフィッティングには
もっと簡単なSISモデルから出てくるロジスティック曲線を使います。
https://en.wikipedia.org/wiki/Compartmental_models_in_epidemiology
10/25更新
アメリカの増え方異常だな。トランプを本当に再選させるのか?と思ったら日本もどっこいどっこい。
11/1更新:
どの国も(特にアメリカ)が増加に転じている。第三波なのか第四波なのか、もう終息しないのか。
追加でイギリスとフランスも。
ひどいな、アメリカより指数関数的じゃないか。どういう国なんだこれは。
11/8更新:ドイツも加えた
こう見るとドイツとフランスが別次元の伸びを示してるな。
どこも増えてるけど、、、
(11/15更新) 日本も確かにすごく増えてるけど、欧米の増え方がひどすぎてかわいく思える、、、
11/22更新 指数関数的な増加が止まらない、、、もう終息することはないのか、、、
(11/29更新) どこも増えてるが日本の増え方が一番ひどい、、、フランスがちょっと減った?
(12/6更新) どこも第三波以上で増えてる中、フランスだけちょっとだけ増え方鈍る。なぜ?
(12/13更新) 日本の増え方もひどいが、韓国がさらにひどいことになってる(アメリカのひどさは変わらず)
(12/20更新) 日本もひどいが、韓国の増え方がえぐすぎる。
大阪南港のATCでやってるバンクシー展へ行ってきました。なかなか面白かった。
写真撮影OKということなので撮って来た写真の一部を。
この2つが好きだなあ。手りゅう弾(火炎瓶?)の代わりに花束を投げるのと、ミッキーとドナルドが、、、というやつ。
そしてチャーリーブラウンが、、、なにやらしてんだ。
やはり赤い風船と少女の絵は印象的。
最後:
すごく面白かったんですが、撮影OKなので、来ている人がみんな写真を撮るのに少し距離を置いて立つじゃないですか。そうすると通路の真ん中に人が集まる形になりますよね。で、撮影の前を横切るのもなんなので、、、ということで全く動けない状態に、、、
人の数以上に動けない展覧会でした。
毎年恒例のiFixitのiPhone分解が終わった。
https://www.ifixit.com/Teardown/iPhone+12+and+12+Pro+Teardown/137669
今年の目玉はおそらく5Gミリ波対応だろう。でアンテナはというと、一つはめちゃくちゃわかりやすい。
QualcommのQTM525と同じくAiP(=Antenna in Package)。
コネクター>フレキを通じてMLBに(と言ってもMLB側ははんだ付け)でついてる。
2つ目はMLB(Main Logic Board)に直接アンテナが形成され、MLB上のSiP(System in Package)がRFの本体となっている。
3つ目はわからないよね、、、Face IDの中央なんですが、、、正式発表があるまで詳細は差し控えます。
これを携帯電話、スマートフォンで使ったのはこれが初だと思う。
iFixitが恒例のiPhone分解をしている。今回はiPhone12とiPhone12 Pro。
まだ進行中だが、それに先立っての簡易的な分解動画。
https://www.youtube.com/watch?v=-RlwChHSfWw
ここで3つ搭載されている5Gミリ波アンテナのうち、まずはAiP(Antenna in Package)が見えてる。
裏面がアンテナ。QualcommのQTM525とは似ているが違うもの。
実はあと2つも写っているといえば写っている。さてどこかというと、、、(続く、が今日でかけるのでたぶん夕方)。
昨日のT型に引き続き、今日はπ型です。
リンクはこちら。
画面:
説明文:
㏈:
位相:
最近ネタがないので、すぐにできてあんまりなさそうな計算案件をやってみた。
リンクはこれ。
やっていることは、T型回路をインピーダンス行列(Zパラメータ)に直して、それをSパラメータに直しているだけ。
LやCを入れるんじゃなくて周波数(角周波数)を使った関数を入力するのが自由度があっていいところ。
画面はこんな感じ。
説明文:
計算結果は㏈と位相が選べる。
さて次はすぐにわかると思いますがあれです(続く)。
まずIEEE Microwave Magazine11月号はMTTの広がりと言うタイトル。
https://ieeexplore.ieee.org/xpl/mostRecentIssue.jsp?punumber=6668
その中で出てきたのが、最近よく話だけは聞く3Dスミスチャート。使ったことはないがアンプ設計する人には役に立つのかな、、、
周期構造の特集も。ミリ波アンテナが取り上げられていた。
次はMicrowave Journal.
https://www.microwavejournal.com/publications/1/editions/277
特集が、、、なんとSAW vs. BAW。
これは携帯電話のRF業界ではかなりホットな話題。まあ面白キャッチフレーズのSAWしか持っていない某社がBAWのところとライセンス契約したりしてるし、どうしてもBAWでしかできないところはあるのでしょうけど。
そういやその垣根も超えて Qualcomm一極支配に対抗するのにRFフロントエンドベンダーが集まったOpenRFができたというのもあった。
これ読んだっけ、、、と思いながら買ったが、新装版で、元の版は読んでたというボケをかましつつ、、、でも再読してもめっちゃ面白かった。しかも巻末に書き下ろしと対談もついていてお得。その○○の1日もめちゃくちゃスカッとする作品になっていて、本編でもキーパーソンなのに活躍が少なかったのを取り戻した感じ。
またコロナウイルスが蔓延した中だからウイルスの話は前回読んだ時と違う印象で読めた。
あらすじは「借金返済のために一攫千金を狙う相葉時之は、山形のホテルで手違いからテロリストに命を狙われる。絶体絶命の中、かつての野球のチームメイトの井ノ原悠に再開したことで物語が動き出す。致死率70%という蔵王・御窯が発生源とされる感染症の村上病、同地に墜落したB29、そして公開中止になった特撮映画。全く関係ないと思われていた事象が真相が明らかになるにつれ全て繋がっていたことが判明し、、、2人はテロリストを止められるのか?」
というもの。一回読んだとは思えないくらいずっとドキドキしながらページをめくっていた。いやー、面白いし、最後についている2人の対談もとても興味深い。
未読の人はもちろん、読んだことある人にもおすすめです。
人間が感じる以上の色覚を持ったら?という七色覚、死んだ脚本家の記憶を持つアンドロイドが消された記憶を探すミステリ要素もある不気味の谷、そして奇妙な物理法則にしたがうゲームの中で生まれた人々がどうやってそれをかいくぐって生きていくかというビット・プレイヤー、
これは何かの批判だろうけれど元ネタがよくわからなかった失われた大陸、と続き、最後の2篇はファーストコンタクトもの。
人間がデジタルになるから数千光年でも旅ができるという頭がくらくらする話、、、
特に孤児惑星のフェムトテクなんかはわくわくする。よくこんなこと思いつくな。さすが物理のPh.Dもっているだけはあるという。
どれもジャンルが違って面白い話が満載でした。
主人公の凸貝二美男のキャラが最初はあまり好きじゃなかったのが話が進むにつれて事情を知っていくとどんどん好きになっていった。最初の展開からは想像できかった真相で、本当にしみじみいいお話。
あらすじは
「姪の汐子と下町で暮らす凸貝二美男は、泥酔して入った公園で、奇妙な光景を目撃する。白髪の老人、叫び声、水音、歩き去る男。知っている老人が殺されたと思った二美男は知り合いの警官に話すが、相手にされない。後日訪ねてきた謎の少年は、自分の叔父が祖父を殺したという。遺体の捜索を依頼された二美男は汐子やアパートの仲間たちと三国まつりの当日のイベント(文庫本の表紙に描かれている)でとんでもないたくらみを実行するが、、、
」
というもの。途中で、え?これ嘘?・・・これも嘘? さすがにこれは本当だろう、、、え?嘘?
そして最後の最後に特大の嘘が、、、そして最初から読み返すとさらにしみじみする。
出だしの方の展開からは全く想像できなかったとても面白いお話でした!
最近のコメント