マイクロストリップラインのSパラメータ(ロス込み)の計算をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpに自作式としてUP!HammerstadとJensenモデルでインピーダンスを、Morganモデルで表面粗さを考慮し、複素特性インピーダンスを計算。
前からマイクロストリップラインの特性インピーダンスの計算ツールは巷にあふれているけれど、Sパラメータまで含んでちゃんと計算してくれるものは少ない(RogersのMWIはロスは出るが反射がでない)と思っていたので自作式として作ってみた。
あと、すごく気になることがあって、実際のマイクロストリップラインでTDRとると特性インピーダンスがどんどん上がって見えるが、計算で特性インピーダンスを実数とすると一定になってしまう。複素特性インピーダンスにすればちゃんと上がるのでそこも計算に取り入れている。
一般に使われているHammerstadとJensenモデルでインピーダンスを、Morganモデルで表面粗さを考慮して計算した。
リンクはこちら。
画面はこんな感じで
計算すると㏈表示や
位相表示ができる。
さて次はストリップラインかな(続く)
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