マイクロ波工学 第4版(David M.Pozar)を買った。あのMicrowave Engineering 4th edition の邦訳。高周波(マイクロ波、ミリ波)でいい教科書ないですか?日本語で!と聞かれてずっと「ない」と言っていたのがこれからはこれを読め!と言える。
昔は小西さんの本とか(まあ元ネタはいろいろ今ならわかりますが)それなりの数の高周波の教科書が書店に並んでいたことがあった、、、が、今はあまりないし、あってもちょっと初歩的すぎる?というのもばかり。
で、高周波(マイクロ波、ミリ波)でいい教科書ないですか?と聞かれることが多いのだが、
洋書ならPozarのとか、と言ってたら日本語じゃないと読めないと言われ(!)
じゃあ「ない」と言ってた。
スマートフォンの時代になってから完全に日本は高周波技術で立ち遅れたからなあ、、、
まあないだろうな、と思っていたらたまたま書店で見つけた。
これ!
おお、PozarのMicrowave Engineering 4th edition が邦訳されてた!早速買った。
もちろん、今の時代(5Gとか)から見ると古いところも多いですが、すべての基礎はここから。
これ全部読んどけば大抵の新技術にはひるむことなくついていけると思う。
難点は高いことだけ、、、
アマゾンリンク:
« 京都の壬生寺でお参り。 | トップページ | ホワット・イズ・ライフ?生命とは何か(ポール・ナース)を読んだ。評判通り面白い!ウイルスも親戚と思えるように?そして科学を重視しない政治やワクチン拒否にもちくり。一番驚いたのはポールさん自身の生まれ。コロナの中でこそ読みたい本。 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- Interface 2025年3月号 仕事のための生成AI 画像による異常検出&ローカルLLM作りを買った。確かに外観検査で不良品の画像を大量に集めるのは難しいのでそれを生成AI(Stable Diffusion)で作れたらいいな。付録は共通テストでも出た情報Iに役立つプログラム入門。(2025.01.29)
- 「愚かな薔薇」(恩田陸さん)上下巻、面白くて一気に読んだ。磐座という地で行われるキャンプに少年少女たちが集められる冒頭から想像もできない展開に。帯の通り、ホラー、ファンタジー、SF、青春小説の要素がうまく一体化している。あの物理の概念をこう使うのは初めて見た!(2025.02.06)
- 数理科学2025年1月号 原子核・ハドロン物理学の探究 “強い力”がもたらす物理の世界を買ってきた。QCDの歴史からカイラル量子異常、カラー閉じ込め、エキゾチックハドロン、中性子星など多くの話題が載ってます。格子QCDで核力計算できるのとElectron-Ion Colliderが面白かった。(2025.01.31)
- 「トライロバレット」(佐藤究さん)を読んだ。すごかった。三葉虫に魅せられた高校生がいじめの標的にされ、一方、戦争帰りの金物屋の店主は高校の上を軍用ヘリが飛んでいるという幻聴に悩まされ…一体これがどうつながるのか?と思ったら帯通り「少年は、変身した。」ヒーローに。(2025.01.16)
- Newton2025年2月号の特集は量子力学100年。プランク、アインシュタインから始まり量子電磁力学、BSC、トランジスタと言った話題や昨日NHKでもやっていた量子もつれや量子コンピュータなど様々な話題が2ページずつわかりやすく書かれている。今年はこの特集の本多いな。(2024.12.30)
« 京都の壬生寺でお参り。 | トップページ | ホワット・イズ・ライフ?生命とは何か(ポール・ナース)を読んだ。評判通り面白い!ウイルスも親戚と思えるように?そして科学を重視しない政治やワクチン拒否にもちくり。一番驚いたのはポールさん自身の生まれ。コロナの中でこそ読みたい本。 »
コメント