マイクロ波工学 第4版(David M.Pozar)を買った。あのMicrowave Engineering 4th edition の邦訳。高周波(マイクロ波、ミリ波)でいい教科書ないですか?日本語で!と聞かれてずっと「ない」と言っていたのがこれからはこれを読め!と言える。
昔は小西さんの本とか(まあ元ネタはいろいろ今ならわかりますが)それなりの数の高周波の教科書が書店に並んでいたことがあった、、、が、今はあまりないし、あってもちょっと初歩的すぎる?というのもばかり。
で、高周波(マイクロ波、ミリ波)でいい教科書ないですか?と聞かれることが多いのだが、
洋書ならPozarのとか、と言ってたら日本語じゃないと読めないと言われ(!)
じゃあ「ない」と言ってた。
スマートフォンの時代になってから完全に日本は高周波技術で立ち遅れたからなあ、、、
まあないだろうな、と思っていたらたまたま書店で見つけた。
これ!
おお、PozarのMicrowave Engineering 4th edition が邦訳されてた!早速買った。
もちろん、今の時代(5Gとか)から見ると古いところも多いですが、すべての基礎はここから。
これ全部読んどけば大抵の新技術にはひるむことなくついていけると思う。
難点は高いことだけ、、、
アマゾンリンク:
« 京都の壬生寺でお参り。 | トップページ | ホワット・イズ・ライフ?生命とは何か(ポール・ナース)を読んだ。評判通り面白い!ウイルスも親戚と思えるように?そして科学を重視しない政治やワクチン拒否にもちくり。一番驚いたのはポールさん自身の生まれ。コロナの中でこそ読みたい本。 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 歌の終わりは海 Song End Sea (森博嗣さん)を読んだ。早くに親を亡くし姉に育てられた有名作詞家。その姉は歩けなくなり車椅子だったが5mの位置にある鉄筋の梁にロープをかけ首を吊っていたというもの。これはミステリというより尊厳死や倫理観について考えさせられるものだった。(2025.11.05)
- 「ゴリラ裁判の日」を読んだ。手話で会話ができるゴリラのローズが、動物園で射殺された夫ゴリラのために裁判を起こす…というと出落ちのようだが全く違って面白い!ローズのモノローグの文章がとても良くて引き込まれる。そして人間とは何か?まで考えさせられるお話。(2025.10.21)
- 失われた貌 (櫻田智也さん)を読んだ。帯の錚々たる作家さんのコメントを見て気になっていたので。確かに面白い。何の関係もなさそうなこと、ほんの些細な事が実は繋がっていて最後の真相にたどりつくのは見事だった。タイトルの意味も別の側面を持っていた。(2025.10.09)
- 数理科学2025年10月号 データの幾何学と機械学習を買った。群、対称性、双曲空間、リッジレット変換など話題が豊富で、特に物理への応用で結晶構造の物性予測やラグランジアン、ハミルトニアンニューラルネットワークが興味深かった。(2025.09.23)
« 京都の壬生寺でお参り。 | トップページ | ホワット・イズ・ライフ?生命とは何か(ポール・ナース)を読んだ。評判通り面白い!ウイルスも親戚と思えるように?そして科学を重視しない政治やワクチン拒否にもちくり。一番驚いたのはポールさん自身の生まれ。コロナの中でこそ読みたい本。 »



コメント