invert[インヴァート] 城塚翡翠倒叙集(相沢沙呼さん)を読んだ。結末に驚いたmedium 霊媒探偵城塚翡翠に続く3篇の倒叙ミステリだが、今回も特に最後の「信用ならない目撃者」に驚く、、、タイトルや表紙からもう術中にはまっている、、、
前作のmediumは途中までは普通?と思ったら最後でひっくり返りましたが、今回はタイトルからひっくり返る、invertというもの。
全部倒叙で、犯人は最初から分かっていてそれを翡翠がどう推理するか?というものですが、コロンボや古畑任三郎より翡翠に詰められる方がやだな、、、目を引く美人でかわいい服装で、ドジっ子ではわわ、とかあれれ、とかうっかりさんです、とか本当に言う子に気があるそぶりをされるとか、、、
最初のお話はジェムレイルズというIT企業(ルビーオンレイルズから?)の天才エンジニアが犯人の「雲上の晴れ間」。
スラックやUML、マージ・コミット・デプロイとかいろんな用語が出てきて面白かったり。ただ犯人を追い詰める手段は全然違っていてそれも面白い。
次は小学校の女性教師が犯人の「泡沫の審判」。
殺される人間が悪人なので、先生に肩を持ってしまうが女性だろうと追い詰める翡翠、、、厳しいな。
で、あの方法というは私は杉山兄弟が言っていたのを聞いたことがあってよくやっていた
最後の「信用ならない目撃者」が一番驚く。
翡翠のいつもの手も通じない元刑事の探偵事務所の社長が犯人だが、、、
絶体絶命にピンチに、、、もうネタバレになるのでかきませんが、倒叙だけじゃないトリックがもう一つ入っていたり(あとでちゃんと説明があったり!)。これは全然わからなかった。そもそもタイトルも(表紙も、付録のブロマイド?も全部)術中にはめるためのものだったり。
いや実は表紙が誰と誰?というのがそもそもあれ?と思わないと。
目次に前作mediumの結末に触れているので未読の方はご注意ください、とあるようにまずは前作読んでからですが、これもお勧めです。
« 新型コロナウイルス、日本の陽性者数&ワクチン接種者数総計をプロット&中国、韓国、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスの陽性者数もプロット(7/25更新)各国ともデルタ株で増加に転じてる。これでオリンピック大丈夫なんだろうか。 | トップページ | かつやで鶏ガパオダブルチキンカツ丼+とん汁(小)をいただく。非常に味が濃い! »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「街角ハルシネーション─探偵AIのリアル・ディープラーニング─」を読んだ。生成AIがハルシネーションを起こしたとしか思えない風景写真が現実だと証明してほしいという依頼を受けた直後、輔が誘拐されるがその裏では…というもの。写真の謎とその最後の真相が面白い。(2026.05.07)
- 「仕掛島」(東川篤哉さん)を読んだ。面白かった!全く想像もしていなかった仕掛けだった。(子供のころ持ってたなあとか)プロローグの真相にも驚きだが、それらのヒントが東川さんらしいユーモアたっぷりの文章に仕込まれていたとは。(2026.05.08)
- 「5A73」(詠坂 雄二さん)を読んだ。連続して起こった自殺の遺体に貼られていた「暃」という幽霊文字のタトゥーシール。一体この意味は何なのかをいろいろな登場人物が考えるのが面白い…と思ったらもう術中にはまっている。前書もなぜこういう?と思っていたらなるほど…(2026.04.09)
- 「此の世の果ての殺人」を読んだ。小惑星が追突し世界が滅ぶことが確実な中、小春は大宰府の自動車学校で教習を受ける。その車内で惨殺体を発見する。もう滅ぶ世界でなぜ殺人を起こすのか。元刑事の教官とのバディものでもあり、意外だが納得できる真相もよかった。受賞も納得。(2026.04.01)
- 「探偵小石は恋しない」(森バジルさん)を読んだ。面白かった!ミステリオタクの探偵小石のもとには色恋調査の依頼しか来ないが、実はその裏側で起きている事件。真相もびっくりだし動機もびっくり!確かに変な表現だな…と思っていたがそういう…偏見はだめだな。(2026.03.10)
« 新型コロナウイルス、日本の陽性者数&ワクチン接種者数総計をプロット&中国、韓国、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスの陽性者数もプロット(7/25更新)各国ともデルタ株で増加に転じてる。これでオリンピック大丈夫なんだろうか。 | トップページ | かつやで鶏ガパオダブルチキンカツ丼+とん汁(小)をいただく。非常に味が濃い! »




コメント