踊るジョーカー 名探偵音野順の事件簿 を読んだ。こんなに気の弱い探偵初めてで新鮮!ずっと「ううう…」「帰りたい」と言っている。でも推理、トリックが面白い。
大体探偵はエキセントリックに描かれることが多い気がする(メルカトル鮎とか、、、)が、この作品は真逆!
引きこもりで気が弱く、友人の推理作家白瀬白夜に連れ出してもらってようやく探偵事務所を開設する音野順が主人公の探偵。
いや本当にずっと「うう…」「帰りたい」「無理」「自信ない」と言っていてめっちゃ新鮮。しかも事件現場に自分で作ったお弁当を持って行くという。。。
好きなセリフは「つ、つやつやだ!」「ふ、ふかふかだ…」かな。
トランプだらけの密室で殺害されていた「踊るジョーカー」
なぜか時計だけが盗まれる真相は?という「時間泥棒」
金庫を開けるのに殺された男が最後に残した1枚の写真はどう関係するか、という「見えないダイイング・メッセージ」
どうやって毒入りのチョコレートを狙った人物に食べさせる?という「毒入りバレンタイン・チョコ」(このトリックに使っているあるものは私はすごくおなじみのもの)
そして雪の山荘ものである「ゆきだるまが殺しにやってくる」(最後の真相はあきれる、、、)
の5篇。どれもコミカルですが本格トリックもの。次作も読みます。
« 大阪天満宮でお参り。菅原道真の人形で生涯を表した展示があった。あと登龍門も。 | トップページ | 大阪王将で虎トラ オム焼きそばを食す。麺も1.5倍、ご飯も大盛りで関西らしい炭水化物大量メニュー! »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「街角ハルシネーション─探偵AIのリアル・ディープラーニング─」を読んだ。生成AIがハルシネーションを起こしたとしか思えない風景写真が現実だと証明してほしいという依頼を受けた直後、輔が誘拐されるがその裏では…というもの。写真の謎とその最後の真相が面白い。(2026.05.07)
- 「仕掛島」(東川篤哉さん)を読んだ。面白かった!全く想像もしていなかった仕掛けだった。(子供のころ持ってたなあとか)プロローグの真相にも驚きだが、それらのヒントが東川さんらしいユーモアたっぷりの文章に仕込まれていたとは。(2026.05.08)
- 「5A73」(詠坂 雄二さん)を読んだ。連続して起こった自殺の遺体に貼られていた「暃」という幽霊文字のタトゥーシール。一体この意味は何なのかをいろいろな登場人物が考えるのが面白い…と思ったらもう術中にはまっている。前書もなぜこういう?と思っていたらなるほど…(2026.04.09)
- 「此の世の果ての殺人」を読んだ。小惑星が追突し世界が滅ぶことが確実な中、小春は大宰府の自動車学校で教習を受ける。その車内で惨殺体を発見する。もう滅ぶ世界でなぜ殺人を起こすのか。元刑事の教官とのバディものでもあり、意外だが納得できる真相もよかった。受賞も納得。(2026.04.01)
- 「探偵小石は恋しない」(森バジルさん)を読んだ。面白かった!ミステリオタクの探偵小石のもとには色恋調査の依頼しか来ないが、実はその裏側で起きている事件。真相もびっくりだし動機もびっくり!確かに変な表現だな…と思っていたがそういう…偏見はだめだな。(2026.03.10)
« 大阪天満宮でお参り。菅原道真の人形で生涯を表した展示があった。あと登龍門も。 | トップページ | 大阪王将で虎トラ オム焼きそばを食す。麺も1.5倍、ご飯も大盛りで関西らしい炭水化物大量メニュー! »



コメント