Appleを思わせる企業バブル社(そしてCEOとCOOがスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアック(こっちは風貌は違いますが)が新たに開発したBボットはスマホよりハイテクなデジタル機能に加えて、持ち主にピッタリな友達まで見つけてくれる夢のようなロボット。子供たちは誰もがBボットを持っており、世界と繋がり動画をアップロードしていいねの数を競い合う世界、、、ただ友達のできない石が好きな男の子、バーニーはBボットを買ってもらえない。しかし誕生日、父と祖母がプレゼントしてくれたのは輸送時の衝撃で壊れたBボット、ロン。ネットに接続もできず、ユーザー登録もできない。
やることなすこと無茶苦茶でロボット三原則も守らない(これは理由は後半で出る)ロンをバーニーは返品しようとするが、、、
というストーリーで、これだけ聞くとよくある感じ?と思いそうですが、そのBボットがいろいろと今のネット社会を表していて、SNSでいいねの数を競うだけで本人たちは幸せでもなかったり、趣味が同じ人間だけを友達にしようとしたり、個人情報が全部筒抜けで商品を買わせようとしたり、あげくはついているカメラとマイクで、、、(これは劇場で)
いやー、いまのスマホも実際こんな感じだと思ったら怖くなってきた。特に同級生の女の子がある動画を拡散されるのとか、、、あれは本当にやだな。
バーニーとロンの関係もどんどんバディになっていくプロセスが楽しかったし、ロンのドット絵の顔がどんどんかわいく見えてくるし、最後にいたってはネタバレかもしれないがターミネータ2だ!かなりうるうるした。
反共産主義で過激なおばあちゃんとやることなすことうまくいきそうにないお父さん(でもそれを逆手にとって最後に大活躍)の家族も面白かった。
ウォズニアック?の友情のアルゴリズムが謎のプログラム言語?で書かれていて後でみようとおもったけどまだどこのサイトも写真でてなかった、、、あとで探そう。また先生は授業で素数を教えていたのもポイントたかし。
よくある設定?と思ってみない予定の皆さんには、想像以上に面白いのでぜひ、とお勧めしたい。
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