ワインバーグ量子力学講義(上・下、ちくま学芸文庫)を買った。ワインバーグは場の量子論ではディラック方程式は幼稚園で習うと書いていて(原著・和訳とも)、量子力学講義の原著ではベクトルも幼稚園で習うと書いているが、さて和訳は?
物理の本のところではなくて、文庫コーナーに大量に平積みされていた。さすが京都の丸善。最近は新しいスタイルの量子力学の本(量子情報を基にしたものなど)も登場してますが、私はこっちのほうが落ち着く。
で、ワインバーグは場の量子論で、
「物理学者は,このような問題については外場のもとでのディラックの波動方程式を解くやり方を幼稚園で教わる. 」
原文は”physicists learn in kindergarten how to solve problems related to the wave equation of Dirac in the presence of external fields ”
と書いている。
実は量子力学講義の原文でもベクトルは幼稚園で習うと書いてある。
さて、どう翻訳されたか?と見ると。。。
おお、幼稚園では習わないで初学者になってる!ちょっと気を使ったのかな、、、
こちらも:
小学一年生が書いたようなフォント、全児童フォント(フェルトペン)が公開されている。https://t.co/T477cZ2MVx
— tomo (@tonagai) November 7, 2018
最初に打ってみたかったのは、ワインバーグの場の量子論の一文
「物理学者は,このような問題については外場のもとでのディラックの波動方程式を解くやり方を幼稚園で教わる. 」 pic.twitter.com/tN7YlCxyRp
藤原麻里奈さんの「医者の手書きフォント」https://t.co/9IFuH2AB47
— tomo (@tonagai) September 1, 2021
で先日亡くなったワインバーグさんの名言、「物理学者は,このような問題については外場のもとでのディラックの波動方程式を解くやり方を幼稚園で教わる. 」を書いてみた。全くわからん!ので全児童フォントのようなダメージがない。 https://t.co/5GiMwBqhgU pic.twitter.com/xVtepjRXur
« ガンマ・ポアソン・リーセンシー・モデルの計算をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpにUP!(林先生の森岡毅さんインタビュー見て数学マーケティングというのに興味持って確率思考の戦略論を買って読んだので | トップページ | 松屋で西日本限定のオニオンガーリックソースのチキングリル定食を食す。ものすごいガーリック感。 »
「学問・資格」カテゴリの記事
- 高周波・RFニュース2024年12月9日 iFixitがDJI Neo分解、TechInsightsがApple Pencil Pro分解、QualcommのNeurIPS 2024でのAI技術発表、IntelのIEDM 2024での発表、 Nokiaの7GHz帯の6G、Analog DevicesのPhased Array Antennaのホワイトペーパー、ZDTが史上二番目の売上高(2024.12.09)
- 高周波・RFニュース 2024年12月6日 NGMNが無線パフォーマンス評価フレームワーク発行、5GAAがC-V2Xのロードマップ発行、Marvellの3nm 1.6Tbps PAM4インターコネクト、Nokiaの2.4Tbps光伝送、Silicon Labsの低消費電力モジュール、Xiaomi 14T Pro分解動画(2024.12.06)
- 高周波回路シミュレータQucsStudioがuSimmicsに名称変更し、バージョンも4.8.3から5.8にアップデートされた。Qucsと区別するためだそうだ。また、Pythonの高周波用ライブラリscikit-rfもv1.5.0にバージョンアップされていた(2024.12.04)
- 日経サイエンス2025年1月号の特集 和算再発見の佐藤賢一さんの記事「算聖 関孝和の実像」に出てきた矢高に対する円弧の2乗の近似式をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpの自作式として作った。ものすごい精度であることがよくわかる。(2024.12.03)
- MATLAB Onlineで高周波基板設計用のRF PCB Toolboxを使ってみる。Coupled line バンドパスフィルタやratraceカプラが設計できる。モーメント法(MoM)や有限要素法(FEM)でちゃんと計算してくれているようだ。(2024.12.06)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 高周波・RFニュース2024年12月9日 iFixitがDJI Neo分解、TechInsightsがApple Pencil Pro分解、QualcommのNeurIPS 2024でのAI技術発表、IntelのIEDM 2024での発表、 Nokiaの7GHz帯の6G、Analog DevicesのPhased Array Antennaのホワイトペーパー、ZDTが史上二番目の売上高(2024.12.09)
- 高周波・RFニュース 2024年12月6日 NGMNが無線パフォーマンス評価フレームワーク発行、5GAAがC-V2Xのロードマップ発行、Marvellの3nm 1.6Tbps PAM4インターコネクト、Nokiaの2.4Tbps光伝送、Silicon Labsの低消費電力モジュール、Xiaomi 14T Pro分解動画(2024.12.06)
- 高周波回路シミュレータQucsStudioがuSimmicsに名称変更し、バージョンも4.8.3から5.8にアップデートされた。Qucsと区別するためだそうだ。また、Pythonの高周波用ライブラリscikit-rfもv1.5.0にバージョンアップされていた(2024.12.04)
- 日経サイエンス2025年1月号の特集 和算再発見の佐藤賢一さんの記事「算聖 関孝和の実像」に出てきた矢高に対する円弧の2乗の近似式をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpの自作式として作った。ものすごい精度であることがよくわかる。(2024.12.03)
- MATLAB Onlineで高周波基板設計用のRF PCB Toolboxを使ってみる。Coupled line バンドパスフィルタやratraceカプラが設計できる。モーメント法(MoM)や有限要素法(FEM)でちゃんと計算してくれているようだ。(2024.12.06)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 日経サイエンス2025年1月号の特集 和算再発見の佐藤賢一さんの記事「算聖 関孝和の実像」に出てきた矢高に対する円弧の2乗の近似式をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpの自作式として作った。ものすごい精度であることがよくわかる。(2024.12.03)
- Interface2025年1月号はMATLABで1ニューロンから手作り 数学&図解でディープ・ラーニング。初歩からAlexNetの転移学習、CNNまで話題が豊富で、なんとMatlab Onlineの半年ライセンスがついてくる。Simulinkや各種toolboxも使える。早速MATLAB入門オンラインコース修了した。(2024.12.03)
- 数理科学 2024年12月号 使う数学,使える数学「数学は役に立つのか?」へのヒントを買った。課税があると富の集中が緩和される話、ジャイロイド格子、Mackay-Terrones構造、血液の流れをNavier-Stokes方程式で解析、天気予報のデータ同化など知らなかったことがたくさん。(2024.11.26)
- トランジスタ技術2024年12月号の特集はChatGPT電子回路。期待していたのは電子回路設計だったがそれはまだいまいち。でも2000円台で買えるエッジAI向けNPU搭載マイコンやラズパイでローカルLLMを動かしたりAPIをたたいたりと面白そう。久々にマイコンボード触りたくなった。(2024.11.14)
« ガンマ・ポアソン・リーセンシー・モデルの計算をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpにUP!(林先生の森岡毅さんインタビュー見て数学マーケティングというのに興味持って確率思考の戦略論を買って読んだので | トップページ | 松屋で西日本限定のオニオンガーリックソースのチキングリル定食を食す。ものすごいガーリック感。 »
コメント