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これが回ってきた。
a²+b² が ab +1で割れるとき、a²+b² / ab +1が平方数になるというもの。
なるほどこれは難しそう、、、
こちらでも紹介されていた。
解けないのでPythonで総当たりで計算してみた。対称なのでa≦bとして。
こちら。
何も考えないで計算したら、a~20000くらいでも数時間もかかった。これを見たからといって特にヒントにもならないか。。。
やっぱりこれはちゃんと解いてから図示すべきなんだろうな。
このニュースが衝撃を与えている。
実際の手口はわからないが、今、普通に売っているカメラとSIMカードが使えるスマートウォッチを使えば簡単にできてしまうのでは、とか思った。
例えばカメラ付きの売れ筋は
に出てるが、この中でSIMスロット付かつ、四角じゃない(スマートウォッチらしくない普通の時計ぽい)のを見ると、例えば
というのがあった。
カメラも使えるし、
それを直接セルラーで送れる。
データを受け取った協力者が、東大生にデータ送信、答えを受けてスマートウォッチの画面にわからないように
(時計の針を偽装したりして)送り返せばカンニングできるんじゃないかとか。
1/27追記:
あれ?スマートウォッチじゃない普通のスマートフォン?じゃあ結構ずさんな手口で、試験監督が次に問題視されちゃうかも・・
「スマホを上着の袖に隠して撮影し、その場で送信した」 共通テスト流出で出頭の19歳女子大生
さて先日、
Gravity actually increases slightly as you get closer to the center of the Earth, reaching a maximum at the core-mantle boundary due to an increase in density of the core material. pic.twitter.com/ryzIeaixpF
— Fermat's Library (@fermatslibrary) January 19, 2022
を見て、
PREMによる地球内部の密度分布をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpにUP!
というのを書いた。
今回は本題の重力加速度。
リンクはこちら:
画面:
説明:
PREM(Preliminary Reference Earth Model)による地球内部・外部の重力加速度を計算します。
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めんどくさいので台形公式使ったけど、あんまり半径ステップ増やすと誤差増大するので10くらいで。
BALMUDA Phoneの分解動画みた、、、
https://www.youtube.com/watch?v=N9QELGxMELo
これは、、、今のトレンドと全然違う構造で、かつメインボードスカスカ実装!10年前か!という感じ。でも頑丈そうではある。
しかもQualcommのSnapdragon765のリファレンスデザインどおりっぽい。RFモジュールもほとんどQualcomm。
それより、バッテリーの下にメインボードがあるのがびっくり!
ではより安価なXiaomi Mi 11を見てみよう。
https://www.ifixit.com/Teardown/Xiaomi+Mi+11+Teardown/141047
まあ、、、はるかに高密度実装。で実はこれが上に、下にもサブボードがあって真ん中にバッテリーがあって、
間をフレキとRF通す同軸ケーブルでつなぐ。これが中華圏の標準的な構成。バッテリーが大きくとれるし。
Oppo Reno 6 pro 5Gを見てもそれが分かる。上と下を複数のフレキでつないでいる。これもBALMUDA Phoneより安い。
https://www.youtube.com/watch?v=T6UFfvyyf3g
Google Pixel 6 proを見てみよう。これは上下をつながないで横にボードがある。
https://www.techinsights.com/ja/node/34777
極めつけはiPhone 13 pro。MLB(Main Logic Board)は2階建てになっていて、とにかく高密度に実装されてる。RFも同軸ケーブルではなく薄いフレキでスペースを稼いでいる。
https://www.ifixit.com/Teardown/iPhone+13+Pro+Teardown/144928
これもバッテリーを大きくするため。
そう考えるとBALMUDA Phone 、なんであんなにバッテリーを小さくするような構成にしたんだろう。
コストダウンというならわかるが、高いしな、、、
Fermat's libraryのこれを見た。
Gravity actually increases slightly as you get closer to the center of the Earth, reaching a maximum at the core-mantle boundary due to an increase in density of the core material. pic.twitter.com/ryzIeaixpF
— Fermat's Library (@fermatslibrary) January 19, 2022
これは知らなかった。地球内部の重力加速度の方が高くなってるのか。
でこういうのを計算するモデルとしてPREM (Preliminary Reference Earth Model)というのがあるそうだ。
データはこちらで落とせる。
ではこれをカシオの高精度計算サイトで図示できるようにしてみよう。数値データを3次関数で区間ごとにフィッティングしている。
リンクはこちら。
画面:
説明:
PREM(Preliminary Reference Earth Model)による地球内部の密度分布を図示します。 |
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次はこれを積分して重力かな。
こういう話ですが、、、
https://www.faa.gov/newsroom/faa-statements-5g
何言ってるか全然わからん、というか単に悪質なクレーマーの言い分に見える。
実際、周波数を見ると、
普通の通信規格の観点からは干渉するわけないレベルの離れ方。フィルタリングしてないお前が悪いんだろが!という、、、
というか、空港の近くで衛星通信をするときは、
こんな感じの急峻なバンドパスフィルタを入れる必要がある。
https://www.enrichtek.com/product-3818-band-pass-filter-operating-from-3-2ghz-to-4-2ghz.html
人に電波出すな!と言っておきながら自分は通信に干渉してるということだよ。
で、電波高度計(radio altimeter/radar altimeter)の分解写真はこちら。
https://fccid.io/AOIALA-52B2/Internal-Photos/Internal-Photos-901598
さすがにHoneywellはまともにバンドパスフィルタを入れてる。
まともなRF設計でこんなの干渉するわけない!で通常の高度計は問題ない、と次々報告されてる。
聞いたところだと航空業界の利権争いでこんなクレームつけたとか。
いい加減にして、、、
さて、2022年共通テストの数学の問題を新聞で見ていた。
先日は、
2022年度共通テストの数学I・数学Aの問題、例の防衛省のイージス・アシュアの縮尺違い地図で角度間違ってる話をそのまま持ってきてる!秋田県男鹿市の本山か。。。
を見ていたが今回は問題4.誘導があるので解けましたが全く結果に自信なし、、、ここは機械にといてもらおう。
リンクはこちら:
不定方程式a*x+b*y=gcd(a,b) (ベズーの等式)
説明:
2022年共通テストの数学I・数学Aの問題4は不定方程式 (ディオファントス方程式)
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画面:
これで答え合わせしてなんとか合ってた。。。
IEEE Microwave Magazineは”Research by Women in Microwaves”特集。
https://ieeexplore.ieee.org/xpl/mostRecentIssue.jsp?punumber=6668
フェイズドアレイアンテナについてのとてもいいレビューとか。
初めて知った言葉、レゾーバー。なるほどステルスではこういう機能もいるんだな。
Microwave Journalはレーダとアンテナ特集。
https://www.microwavejournal.com/publications/1
アポロ15号が着陸した表面が見えたりするのがすごい。
小惑星 2001 FO32が見えたとか。
今日のドコモの発表;
ドコモは前から誘電体導波路(PTFE)を曲げたりつまんだりしてアンテナになる話をしてますが、今回は置く話。
Cバンドのオークションの値段がえらいことになった話。
hexagonal boron nitrite (hBN).という新しい材料を用いた高周波スイッチ。これはちょっとウォッチしたい。
論文はこれです。
KnowlesがScikit-rfの使い方について出してる。
Experimenting With Open-Source Rf Analysis Tools
このニュースですが、
TIのミリ波レーダICを使ってるはずだけど全然触れられてない(し、論文でもほぼ触れてない?)なんで?
まあそれはそれとしてInfineonとBlumioもこういうことやってる。
こういうのはできたらいいな、なんですけど実験室レベルと普段使える、という話でものすごく大きな乖離があるので
注意深く見守りたい。
共通テストの数学I・数学Aの問題でイージス・アシュアの件が出てるというのを知った。
あ!本当だ!
これですな。
形からすると秋田県男鹿市の本山だな、、、出題者さんやるな!
というニュースを見てワクワクする。で、電子部品業界にいる身としてはどういう部品が使われているのかな?というのが気になる。
一番最初に見たのはInfineonのこのプレスリリース。
耐放射線能力を持つICを使っているという話。
http://www.irf.com/product/_/N~1njci1
次は最近Rogersを買収したDuPont.
カプトンとケブラーが使われている。
https://www.dupont.com/now/our-place-in-the-universe.html
特にカプトン(5層ポリイミド)は太陽からの熱を遮断するテニスコート大の帆に使われているとか。
Teledyneが赤外線検出器などを提供。
http://www.teledyne-si.com/info/Pages/James-Webb-Space-Telescope-(JWST).aspx
こんなやつ。
https://webb.nasa.gov/content/about/innovations/infrared.html
あと、マイクロシャッター技術がすごいという話。
https://webb.nasa.gov/content/about/innovations/microshutters.html
使われている技術のまとめ:
この記事見た。
Apple AR headset will need same 96W charger as MacBook Pro
みんなはMacbook proと同レベルのチャージャーが必要、というところに食いついていますが、
私はUnimicronがABFを使ってパッケージ作るところに食いついた!
ABFって?
味の素ビルドアップフィルムですよ!Ajinomoto Buildup Film。
https://www.aft-website.com/electron/abf
https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/rd/our_innovation/abf/
このプレゼンが参考になる。
https://www.ectc.net/files/69/ECTC2019%20Presentation%20material_Ajinomoto.pdf
高密度の半導体のパッケージ基板として大きなシェアを持っているのを一般の人はあまり知らないかも。。。
(電子部品業界では、味の素さんは調味料の会社じゃなくて基板材料の会社だ!これの供給不足で半導体不足なのではと言われたことも)
まずは環境庁のこのサイトから見てみる。
概要は
ということらしい。でISOに規格があるとのこと。15桁の個体識別番号を読み取る。
農林水産省のサイトを見ると、
国際標準化機構(ISO)11784及び11785
だそうだ。メーカーは
DATAMARS社アイディール、
AVID社マイクロチップII、
DESTRON社ライフチップ、
TROVAN社トローバンID-162、
NITTOKU社スマートチップ、
WATRON TECHNOLOGY社ワトロンチップ
などが国内で売られているとのこと。
日本獣医師会のサイトでは、
”日本で統一して流通されているマイクロチップはISO11784/5に準拠しているFDX-Bという規格になり、起動周波数は134.2kHz、コード体型は15桁の数字で表れます。”
なるほどこれで大体わかってきた。
https://en.wikipedia.org/wiki/ISO_11784_and_ISO_11785
フルデュープレックスの周波数が高い方の仕様(FDX-B)で、
周波数 134.2kHz
変調方式 ASK
00,11を1、01,10を0とするDBP (Differential BiPhase)
のようだ。
中味は?というと、
https://science.howstuffworks.com/innovation/everyday-innovations/pet-microchip1.htm
フェライトに銅線を巻き付けたフェライトロッドアンテナと、キャパシタがあって外部から電源供給と
同時に通信もしている(SuicaとかIcocaなどのNFCと同じ仕組み)。
リーダー側から電源供給してもらって通信して15桁の識別コードを読み取る、ということでした。
いじめの悪意とかもう読んでてつらい、、、がそれに目を背ければこの話がなかったことになる作品です。
あらすじは「ミステリ作家の二階堂紡季には弁護士の遊佐想護という恋人がおり、実は想護が作品のプロットを書いていた。あるとき、想護が奇妙なプロットを持ってくる。それは学校を描いたもので、プロローグで男の子が投身自殺したともとれた。プロットの途中までで結末を当てると紡季は言い、推理を始めるが、、、」
というもの。
作者の五十嵐さんが弁護士でもあるということで法律的な描写は興味深いし、ありそうなアプリ(顔面偏差値を出すもの、それを利用したマッチングアプリ)が効率的に使われているがなによりいじめの問題を真正面に触れられていることに感銘を受けた。
とても面白い作品なのですがそれだけでは語れない作品でした。
大画面で見ようと109シネマズ大阪エキスポシティのIMAX レーザ/GTテクノロジーで観てきた。
ネタバレされないうちに早く観に行った方がいいです。まさか、、、の展開でした。
ネタバレなしのツボを:
・ドクターストレンジが滑るのがかわいい。
・ピーターは今回はあまりおもしろTシャツ来てなかった。前も着てたNYCのやつだけ。
・ピーターが叫ぶ「アルキメデス螺旋!半径の二乗/πが座標だ!魔術より数学の方が強い。」
アルキメデス螺旋はこれですが、
半径の二乗/円周率の意味が分からん、、、(そんな性質ないはず。。。)
・ドーナツがどこに出てきても美味しそう。
・MITが理系学生の憧れなのか。
・高校の壁にアインシュタインとかボーアとかいろいろ有名な人が描かれていた。
前半はコミカルなところもありますが、後半からとてもシリアスになって。。。もうこれ以上は掛けない。
言えることは
・過去作全部復習したほうが楽しめます。
・ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジも観ておいた方がいいです。
・エンドクレジットで曲が終わってSONYのロゴが出てもまだ立たないで!
そのエンドクレジットで、Avi Aradのおかげでこの映画ができた、と大きく出てます。
この人が誰かを調べたらほぼネタバレしてしまうという。。。
とにかく最高に面白いのでお勧めです。
毎年やっているマグロの初競り価格のプロット。
今年は、、、
なるほど、すしざんまいは落札せず、また去年より396万円下落なのか。
ということで1999年から今年までをプロットしてみた。
まずリニア。2013年と2019年がおかしいくらい上がっている。
次にログ。こっちのほうがよくわかるか。2022年は2010年以前のトレンドに戻った感じ?
前回2021年7月にやったものの続き:
今日が素数かどうか、というのはよく話題になる。
素数かどうかだけでなくて、どういう素因数分解できるかもまとめてグラフにしてみた。
やり方は、PARI/GPで素数判定して、それをExcelの棒グラフで描いている。
http://pari.math.u-bordeaux.fr/index.ja.html
{
for (k=1,12,
for(l=1, 31,
a=2021*10000+k*100+l;
print(a, "," ,factorint(a));
)
)
}
こんな感じで1年が一瞬で計算できる。がExcelで表示させるようにするのがとてもめんどくさい。
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