「原因において自由な物語」(五十嵐律人さん)を読んだ。学校でのいじめ、スクールロイヤー、そしていじめを助長する「顔面偏差値」アプリ。面白い、というだけでは表現できない深い余韻が残る作品でした。
いじめの悪意とかもう読んでてつらい、、、がそれに目を背ければこの話がなかったことになる作品です。
あらすじは「ミステリ作家の二階堂紡季には弁護士の遊佐想護という恋人がおり、実は想護が作品のプロットを書いていた。あるとき、想護が奇妙なプロットを持ってくる。それは学校を描いたもので、プロローグで男の子が投身自殺したともとれた。プロットの途中までで結末を当てると紡季は言い、推理を始めるが、、、」
というもの。
作者の五十嵐さんが弁護士でもあるということで法律的な描写は興味深いし、ありそうなアプリ(顔面偏差値を出すもの、それを利用したマッチングアプリ)が効率的に使われているがなによりいじめの問題を真正面に触れられていることに感銘を受けた。
とても面白い作品なのですがそれだけでは語れない作品でした。
« 新型コロナウイルス、日本の陽性者数&ワクチン接種者数総計をプロット&中国、韓国、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスの陽性者数もプロット(1/9更新)。オミクロンで日本も増加しているが他の国はさらに垂直に増加。 | トップページ | 犬や猫などのペットにマイクロチップを埋め込むことが義務化されるが、どんな無線通信技術を使っているか調べた。ISO11784/11785に準拠した134.2kHzを使うRFIDで、フェライトロッドアンテナ、キャパシタ、チップ内蔵。15桁の個体識別番号が読み取れる。 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ゼロから作るDeep Learning 6 LLM編を買った。めちゃくちゃわかりやすい。事後学習がこんなに重要とは知らなかった。KVキャッシュって何やってるか等も。Interface誌の7月号特集が作りながら学ぶTransformer/LLMなので一緒に読みながらだとより理解が深まる。(2026.06.11)
- 「さよならジャバウォック」(伊坂幸太郎さん)を読んだ。面白かった!途中で感じた違和感、発言、伏線が終盤で怒涛の如く解決・回収されるのはお見事。確かにそう言ってた!の連続。そしてビートルズ、消防ベルで検索して曲名を知る。(2026.05.26)
- 「街角ハルシネーション─探偵AIのリアル・ディープラーニング─」を読んだ。生成AIがハルシネーションを起こしたとしか思えない風景写真が現実だと証明してほしいという依頼を受けた直後、輔が誘拐されるがその裏では…というもの。写真の謎とその最後の真相が面白い。(2026.05.07)
- 「仕掛島」(東川篤哉さん)を読んだ。面白かった!全く想像もしていなかった仕掛けだった。(子供のころ持ってたなあとか)プロローグの真相にも驚きだが、それらのヒントが東川さんらしいユーモアたっぷりの文章に仕込まれていたとは。(2026.05.08)
« 新型コロナウイルス、日本の陽性者数&ワクチン接種者数総計をプロット&中国、韓国、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスの陽性者数もプロット(1/9更新)。オミクロンで日本も増加しているが他の国はさらに垂直に増加。 | トップページ | 犬や猫などのペットにマイクロチップを埋め込むことが義務化されるが、どんな無線通信技術を使っているか調べた。ISO11784/11785に準拠した134.2kHzを使うRFIDで、フェライトロッドアンテナ、キャパシタ、チップ内蔵。15桁の個体識別番号が読み取れる。 »



コメント