今年2022年の節分は2月3日、以前に書いた節分の恵方巻きを食べる方角がわかるカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpの自作式を紹介。方角を表す数式は (2n^4+8n^3+14n^3+15n+8) mod 5で今年は北北西微北になる。
以前に作った恵方巻の方角の計算リンク。
記事:https://sci.tea-nifty.com/blog/2021/02/post-dfe46d.html
さて、どういう計算をしているかと言うと、西暦の下一桁で方角は4種類に決まっているそうだ。
下一桁 方位 北から時計回りに番号付ける 北を0度とした角度
4・9 東北東微東 1 75度
5・0 西南西微西 3 255度
6・1 南南東微南 2 165度
7.2 北北西微北 0 345度
8.3 南南東微南 2 165度
微○というのは24方位(360度を24分割)したのが正式だが、それを32分割とかするとちょっとずれるから。
そうすると、下一桁をnとして、n=0,1,2,3,…
としたときに方位は
3,2,0,2,1,3,2,0,2,1
となるが、これは
(2n^4+8n^3+14n^3+15n+8) mod 5
とかけて、これを計算している(場合分けしても大して手間はかからないが、、、)
ちなみにこんな風に動く。クリックすると始まります。
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