愛なき世界(三浦しをんさん、中公文庫上下巻)を読んだ。植物(シロイヌナズナ)を研究する博士課程の女性に恋をした洋食屋見習いのお話で面白かった!自分の院生時代を思い出したり。そして身につまされるゾッとするミスも、、、フェルミの植物学者の言葉やExcelが勝手に遺伝子の名前を変える話を思い出した。
いやーこれ面白かったです。お話そのものもそうですが、ちょくちょく挟まれるおもしろ文章(本村さんのおもしろ行動とか藤丸くんのおとぼけとか)がまた面白い。研究室の雰囲気もいいし、自分の院生時代(まああんな感じではない研究室でしたが)を思い出した。
本文に出てくる専門的なこともちゃんと巻末の付録で説明してくれてますし、それもよかった(まあ検索しながらよんでたんですが。私は物理学科で全くこの辺りのこと知らなかったので、、、エッペンチューブとかチビタンとか。モノタロウで買えるそうだ!)
ボルテックスも買える。
あらすじは
「シロイヌナズナの研究に没頭して、恋愛・生殖に興味ゼロの博士課程の大学院生、本村紗英に洋食屋の見習い、藤丸陽太が恋をした。
でも本村は殺し屋のような教授、松田、サボテン一筋の後輩男子、加藤らの面々に囲まれ、愛しい葉っぱの研究に没頭中。
そんな中、本村をどん底に叩き落した大失敗が、、、」
というもの。大失敗、これはちょっと身につまされるというか、フェルミがこんなたくさんの素粒子の名前が覚えられるなら植物学者にだってなれたはずだ、といったのを思い出した。
あと遺伝子の名前がExcelで日付に代わるという話もあったなあ。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1270172.html
植物学や研究に全く興味なくてもとにかくお話が面白いので(途中の松田先生のお話もぐっとくる)、
ぜひおすすめです。
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