Apple iPhoneのLightningコネクタに水が入って充電できない警告が出たので、どんな技術で液体を検出しているか特許調べた。単なる直流抵抗でなく、交流でインピーダンスを測定(EIS=電気化学インピーダンス分光法)で測定している模様。
家に帰るあと数百mというところで大雨に降られた…電池切れ間近だったが、iPhoneのLightningポートに雨がちょっと入るとこうなります「充電はできません Lightningコネクタで液体が検出されました。コネクタを乾かすために接続を外してください。今充電するとiPhoneが破損する可能性があります。」
これ、どうやって検知しているんだろう?と特許調べた。
たぶんこれ。
https://patents.google.com/patent/WO2019050710A1/en?oq=WO2019050710
MUXで端子対ごとに、単なる抵抗じゃなくて、周波数を変えてインピーダンスを測定して、その大きさと位相から液体か
どうかを判定しているよう。結構凝ったことしているな。さすがApple。
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