高周波回路シミュレータQucsStudioを使ってみる(その5)マルチポート(4ポートだとs4pみたいな)のSパラメータデータをTouchstoneファイルに出力しようとするとExport to SnPでは2ポートになってしまう。Project→Import Dataからポート数を手で入れないと。
Pythonの高周波ライブラリscikit-rfにIEEEP370のDe-embedding機能が付いた。
https://scikit-rf.readthedocs.io/en/v0.22.0/examples/networktheory/IEEEP370%20Deembedding.html
例としてQucsで計算したもので検証している。シングルエンドの方はよかったが、バランス(Mixed mode)の時を計算しようとして、
描いてある結合線路のモデルを計算して、、、
(その2)でやった方法でTouchstoneにExportしようとすると、、、
あれ?ファイル名が.s2pになっている!一瞬だけダイヤログが出るが、編集できない!
そこで、ProjectからImport Dataを選び(ExportなのにImportなのは変だが)、
*.datを選んで、デフォルトで.s2pとなっているのを.s4pにして、
保存するとちゃんと出力してくれる。以下の方法で同じになることは確認した。
まあ、、、これはバグだな。
※実はデータはちゃんとs4pになってファイル名だけs2pになってるので、単にファイル名をリネームしたらいいだけということにあとで気づいた。。。
過去のもの:
高周波回路シミュレータQucsStudioを使ってみる(その1)まずは何をさておきμの文字化けだけには注意。
高周波回路シミュレータQucsStudioを使ってみる(その2)SパラメータのTouchStoneフォーマットで出力するには?
高周波回路シミュレータQucsStudioを使ってみる(その3)Mixed Mode S parameterを計算
高周波回路シミュレータQucsStudioを使ってみる(その4) 電磁界シミュレーション(FDTD)機能を使ってKeysight ADSのMomentumの例題のフィルタ(スタブLPF)を計算。
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