Amazonの非接触睡眠トラッカーHalo Riseはどうやら60GHz帯(57-64GHz)のレーダらしい。Google Nest HubのSoli(Infineon製)と同じ周波数帯か。Apple Watchにも60.5GHzの隠し通信機能入ってるし、ちょっと使われだした?
Amazonがレーダーを使った非接触型睡眠トラッカー「Halo Rise」を発表、入眠タイミングやレム睡眠の測定も可能
という記事を見た。どの周波数使ったレーダ?と思ったけど書いてない。構造図の丸く並んでいる黄色い部品はLEDだろうしな。
過去の記事を調べると、
https://www.theregister.com/2021/07/13/amazon_fcc_sleep_radar/
おお、57-64GHzの60GHz帯なのか!しかも角度スキャンしているようだ。普通に考えると円の中央にセンサがある、、、はずだが
もしかしたらLEDの隣にずらっと並んでいるのがAiP(Antenna in Package)だったりして、、、
ちょうどApple Watchが7から60.5GHzのものすごく小さなAiPを内蔵しているし、サイズ的にはあってもおかしくない。
https://sci.tea-nifty.com/blog/2021/10/post-1ada40.html
ちなみに60GHz帯の非接触睡眠トラッカーと言えばGoogle Nest Hubが先輩。
https://electronics360.globalspec.com/article/17053/teardown-google-nest-hub-2nd-gen
project Soliの60GHzレーダ(Infineon製)を使っている。
https://www.infineon.com/cms/jp/product/promopages/60GHz/
開発させたのにPixel 4一機種にしかGoogleが使わなかったので契約上まずく、いろんなものに使っていると
勝手に思っている。
あ、ちなみにオムロンも昔、非接触睡眠トラッカーだしてたがこれは10.5GHzでした。
https://www.healthcare.omron.co.jp/corp/news/2012/0229-02.html
« 河原町の麺匠 たか松でつけ麺特盛+具材全部盛りをいただく。麺の色がいいのと、玉ネギ、すだち、黒七味と味変もいい。最後のスープ割のあおさも。 | トップページ | 天下一品でこってりラーメン+唐揚げセットをいただく。 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 高周波・RFニュース 2024年12月6日 NGMNが無線パフォーマンス評価フレームワーク発行、5GAAがC-V2Xのロードマップ発行、Marvellの3nm 1.6Tbps PAM4インターコネクト、Nokiaの2.4Tbps光伝送、Silicon Labsの低消費電力モジュール、Xiaomi 14T Pro分解動画(2024.12.06)
- 高周波回路シミュレータQucsStudioがuSimmicsに名称変更し、バージョンも4.8.3から5.8にアップデートされた。Qucsと区別するためだそうだ。また、Pythonの高周波用ライブラリscikit-rfもv1.5.0にバージョンアップされていた(2024.12.04)
- 日経サイエンス2025年1月号の特集 和算再発見の佐藤賢一さんの記事「算聖 関孝和の実像」に出てきた矢高に対する円弧の2乗の近似式をカシオの高精度計算サイトkeisan.casio.jpの自作式として作った。ものすごい精度であることがよくわかる。(2024.12.03)
- MATLAB Onlineで高周波基板設計用のRF PCB Toolboxを使ってみる。Coupled line バンドパスフィルタやratraceカプラが設計できる。モーメント法(MoM)や有限要素法(FEM)でちゃんと計算してくれているようだ。(2024.12.06)
- MATLAB Onlineで高周波用のRF Toolboxを使ってみる。Touchstoneファイルの読み込み、dB表示グラフ、スミスチャートなど簡単にできるし、フィルタ合成やIEEE P370 De-embedding(ZC-2xThru)も使える(MATLABで書かれたものがオリジナル)。(2024.12.05)
« 河原町の麺匠 たか松でつけ麺特盛+具材全部盛りをいただく。麺の色がいいのと、玉ネギ、すだち、黒七味と味変もいい。最後のスープ割のあおさも。 | トップページ | 天下一品でこってりラーメン+唐揚げセットをいただく。 »
コメント