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2022年11月30日 (水)

FIFAワールドカップカタール2022で今使われているボールはAdidasとKinexon共同開発のUWB+慣性センサ内蔵で位置が高精度にわかる。ICはQorvo(Decawave)のDW1000を使ってる。タグはアンテナもリファレンスそのまま、アンカーは外部PA追加みたい。

この記事を見た。

ワールドカップで審判支援「IoTボール」のスゴイ仕組み/世界のフットボールテック(1)

おお、すごいな。これはUWBの正しい使い方の気がする(AirTagでストーカー被害を増やすより、、、)。

重さとか大丈夫なのかなと素人考えだけどAdidasがその辺ちゃんと調整しているんでしょう。

ADIDAS REVEALS THE FIRST FIFA WORLD CUP™ OFFICIAL MATCH BALL FEATURING CONNECTED BALL TECHNOLOGY

こんな感じで入っている。

Uwbball1

このボールをタグとしてグランドに複数置かれたアンカーで位置検知するということだそうだ。

https://kinexon.com/products/football/

Uwbball2

で中身が気になるところ。FCCでKinexonを探すと、

まずタグ。ICはQorvo(Decawave)のDW1000だな。アンテナがDWM1001Cと同じだし、リファレンス通り作っている感じ。

https://www.qorvo.com/products/p/DW1000

Uwbball3

次はアンカー。ICは同じだが、外部PAを使っているよう。SPDTでTx/Rxを切り替えている。

アプリケーションノートにそのまま乗っている。これもリファレンス通りっぽい。

Uwbball4

どんどんスポーツもテクノロジー取り入れてるな。これはうかうかできない。

 

 

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