「ティンカー・ベル殺し」(小林泰三さん)を読んだ。残虐で殺人鬼なピーター・パンに唖然、、、だが実は原作が?巻末の資料も面白いです。しかも謎も面白く確かにそんなこと言ってた!と最初から読み直す。もうこのシリーズ読めないのは残念…
アリス殺しシリーズ第4段だが作者の小林泰三さんがお亡くなりになったのでこれで終わり、、、とても残念。
あらすじは「夢の中では間抜けな蜥蜴のビルになってしまう大学院生、井森。彼はある日夢の中でピーター・パン、ウェンディ、ティンカーベルらに拾われ(いや食べられ?)、ネヴァーランドに向かう。しかしそこは大人と子供が互いにひたすら殺しあう修羅の国だった。しかも迷子たちを統率するピーターは根っからの殺人鬼で…」
というもの。残虐で人を殺すことも何とも思ってない殺人鬼のピーターパンが衝撃です。が、、、実はアニメじゃない本当の原作ではそれもあながち間違ってないようで…巻末に資料がついていてそれも面白い。知らなかった。アニメファンは読まない方がいいかも。
謎も「そこですか!」というもので、確かに途中でおかしな描写が出てくるのであれ?と思っていたらという。。。読み返しました。
最後はジョジョのある最終話を思い出させるもので、、、小林さんらしいスプラッタ的な描写がでてきたり。
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