« 2023年1月 | トップページ | 2023年3月 »
LとCを一様な乱数で振ったLC共振回路のモンテカルロシミュレーションをしていた。
で共振周波数(f = 1/2π√LC)も一様だろうとか勝手に思っていて見てみたら、
あれ?全然違う。
ああそりゃそうか。これと一緒だ。
共振周波数を一様にしたかったらそれを乱数で振って、それをLとCに分配しないと…
普通に確率の問題と思うと間違えないのに、回路だと思うと間違ってしまうという…
せっかくなのでIMAX 3Dレーザー/GTテクノロジーで観てきた。
しかし量子(普通はクアントムじゃなくてクォントムなのをわざわざ変えてるのはなぜ?)っぽさが全くないと言っていいほど異世界ものになってる。マルチバースが出てきてからもうなんでもありでちとやり過ぎ感が…でも異世界ものとして面白かった。
まあ対生成っぽいのはあったのと、シュレーディンガーの箱というのが出てきた(これがかなり気持ち悪いです)くらいか。
カンブリア紀の生物(アノマロカリスとか)っぽいのとかメカとか出てきて何でもありだった。まあ10次元のコンパクト化された余剰次元で、、、とか言われたらしようがないが。
ミシェル・ファイファーは相変わらずお美しいのと、キャシーが可愛かった。女戦士もかっこよかったな。
そして何より最後にあれが出てきてめっちゃよかった。顔だけ男もよかった。
最後はロキとつながってる?どういうこと?でもやっぱり帰ってくる。
だいぶ前に買った東芝の洗濯機がある日から電源が途中で落ちて蓋がロックされるようになった。それでもしばらくコンセント抜いておいてさすと電源入ったりするのでだましだまし使っていた…がそのうち全く電源入らなくなった。エラーコードもはかないのでもうどうしようもない。
で(保証は5年ついていたので無償で)出張修理に来てもらった。
後のカバー外して電源モジュールらしきもの(後で明細見たらプログラムタイマ(デンゲン)8Vと書いてあった)を全部取り換えて治った。
基板見せてもらうとガラエポらしき基板に、部品は全部樹脂コーティングされていた。これで壊れるのか、、、
と思ったら結構壊れている事例が検索したらあったり。
https://www.toshiba-lifestyle.com/jp/support/ryokin/autowashers/
東芝の保守部品サイトでも電源が入らない一番トップに書いてあった。
電源系のトラブルは怖いな。
今月のIEEE Microwave Magazineの特集はTunable Couplers, Noise Suppressison & Student Competition Winner。
https://ieeexplore.ieee.org/xpl/mostRecentIssue.jsp?punumber=6668
Dohertyアンプを扱ったものが2本、携帯電話の情報からがれきに埋もれた被災者をドローンで見つける通信システムが1本(すごくタイムリーだ)。どれも日本の学生でこんな設計できる子いるのだろうかというもの。
Microwave Journalの特集はSatellite & Radio Communications.
https://www.microwavejournal.com/publications/1
こんなにインターネット用衛星が飛んでいるとは知らなかった…もう4000基も。Starlinkすごいな。
スペイン、バルセロナで開催されるMWC2023の話あれこれ。
6Gについてのプレスリリース:
Qorvoのアンテナチューナ解説。
というのを見た。で、全米(14000㎞)がカバーできるようになった、、、というのを聞いて、これどうやって見積もれるんだろうかと思った。最初は前にこれでやったように、
抗力つけて推力つけて計算、、、しようと思ったが!
もう5700㎞って成層圏ですらなくて外気圏まで飛んで行っているのか、、、
じゃあ空気抵抗とか何もわからんな。ということで超シンプルに空気抵抗なし放物運動、高度と到達距離から初速と角度を見積もり、
初速同じで45度で投げたときの計算をしてみた(Pythonで)。ロフテッド軌道は87度程度と見積もれた。
結果がこちら。確かに10000㎞は超えてるな。14000㎞はどうやって見積もったんだろう(さすがにちゃんと弾道計算するソフトとかあるんだろう)。
ものすごく簡単な連立方程式をBingのAIチャットに計算してもらった。
間違っているうえに、指摘したら切れられた!
ここはWolframAlpha先生に聞こう。
もちろんちゃんと計算してくれる。
しかしWolframさんはこれとWolframAlpha先生を組み合わせりゃいいんじゃね、と提案されてるので
https://writings.stephenwolfram.com/2023/02/what-is-chatgpt-doing-and-why-does-it-work/
そのうち数学の問題も正確に解けるようになるのだろう。
もう学生に宿題を出す意味から考えないといけない時代になりそう。
今朝、メールでBingのAIチャットが使えるようになったと来た。
早速使ってみよう。じゃあ、
5Gミリ波もまだ全く普及していないのに、6Gではテラヘルツを使うという人たちがいる。テラヘルツの通信が本当に普及すると思いますか?
ではどうだろう。Bingさんのお答え:
おお、なんてもっともらしい。でも5Gミリ波も普及してないのに、とかいうのは完全に無視されたな…
最もらしいけど聞きたいことに答えているわけではない…がこれを大学でレポート出したら評価されそう。
--
さらにBingのAIチャットに「非平衡統計物理学のいい教科書はありますか?」と聞くと、藤坂博一さん「非平衡系の統計力学」沙川貴大さん「非平衡統計力学」、を勧められた。どっちも持ってる!必要な予備知識ももっともらしい。
Google検索で
(3^(1/4)-7*5^(1/4))^(1/2)/5^(1/4)
になる。今日の日付に愛(i)がつく、2.0230214iだ!
もうちょっと綺麗に描くとこう。
これはInverse Symbolic Calculator(ISC)に計算してもらった。
http://wayback.cecm.sfu.ca/projects/ISC/ISCmain.html
まずは各国のリニアスケール。日本も韓国もちょっと増加速度が落ちたか?と言っても3月にマスクを外していいとかいうほどではない。
それより中国!もう1/10から一切陽性者数の報告しなくなった。今までは嘘でも出していたのに。9億人感染もあり得る話。
次は各国のログログプロット。欧州はもうカウントが適当になってきてるようで、日本が追いついたように見える。
人口と陽性者数の比。そろそろ日本も30%が見えてきた。韓国は60%だが…
陽性者数とワクチン接種数のログログプロット。確実にワクチンも増加しているのは救い。
最後は日本の詳細ログログプロット。まあ過去と比べて減ってない。なのに3月でマスクが自己判断に?恐ろしい…
清涼院流水さんのコズミック/ジョーカーは実はかなり好きな作品で…まあ最後に脱力するのも含めて。
この密室狂乱時代の殺人や前作の密室黄金時代の殺人も読んでいる最中はまさに清涼院流水さんを感じた。誉め言葉です。
あらすじは
「日本有数の富豪にしてミステリーマニア・大富ヶ原蒼大依が主催する孤島での密室トリックゲームに招待された高校生の葛白香澄は変人ぞろいの参加者とともに本物の密室殺人事件に巻き込まれる。そこには偶然、密室黄金時代の端緒を開いた事件の被告と、元裁判官も居合わせていた。彼らは繰り返される不可能犯罪の謎を解き明かし、生きて島を出ることができるのか?」
というもの。とにかく次々と不可能と思われる密室殺人が起き、そのトリックがどれも面白いというかよくこんなの考えつくなというもの。
普通にあるものではできないが、作中ではちゃんとその存在などを明かしているのでフェア?だと思う。
特に首が切られる2件は、確かにそんな話してたけどこれがああなるのか!とびっくりする。
最後には最初から出てきている人物が誰かというのもわかるがそれもかなり意外。
このままこの作風でどんどんやってほしい。
math.jsを使うシリーズも12回目。そろそろネタ切れ感が…とりあえずジュリア集合やってみよう。
上からパラメータは
c = −0.7269 + 0.1889i
c = −0.8 + 0.156i
c = 0.285 + 0i
c = −0.835 − 0.2321i
c = −0.4 + 0.6i
です。
ソースコードはこんな感じ。
以下、Cの値を入れて計算ボタンを押すと描画します。
過去のもの
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(1) まずは行列演算。LU分解で一次方程式を解き、逆行列と行列式を求める。このココログで直接計算できる機能も付けた。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(2) 次は複素数演算。四則演算や平方根、べき乗、expなどが簡単にできる。このココログで直接計算できる簡易電卓を作ってみた。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(3) Plotlyを併用して関数をグラフ表示する。ココログでもグラフ表示できるようになった。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(4) 高速フーリエ変換(FFT)を計算してココログにplotlyでグラフ表示できるようにする。。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(5) 複素行列の固有値・固有ベクトルを求める。ココログで計算できるようにした。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(6) 特異値分解(SVD)、主成分分析(PCA)を計算してみる。このココログでも計算できるようにした。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(7) マンデルブロ集合を描く。このココログでも計算して図示できるようにしてみた。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(8) 4段4次のルンゲクッタ法でローレンツ方程式を計算。このココログでもPlotlyで3次元でぐりぐり動かせるようにしてみた。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(9) 仏陀のお姿のフラクタル Buddhabrot(ブッダブロ)を描く。このココログでも計算できるようにしてみた。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(10) リーマンゼータ関数(Riemann Zeta function)を計算、3次元化してPlotlyでぐりぐり動かす。
JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(11)バーニングシップフラクタルを描いてみる。このココログでも計算できるようにした。
続きを読む "JavaScriptの数値計算ライブラリmathjsを使う(12)ジュリア集合を描いてみる。このココログでも描写できるようにした。" »
これ、途中までも非常に面白い(人の悪意やちょっとしたボタンの掛け違いが破滅をもたらす)んですが、最後の章でひっくり返った。いやこれは予想できなかった。まあ気になる描写があってそれは何だろうとは思っていたが…
あらすじは「無人になって6年が過ぎた山間の集落、蓑石を再生させるプロジェクトが市長の肝入りで指導した。市役所の「甦り課」で移住者たちの支援を担当することになった万願寺だが、課長の西野も新人の観山もやる気なし。しかも集まった住民たちは次々とトラブルに見舞われ、一人また一人と蓑石を去っていき…」
というもの。課長の西野もやる気がないが、ところどころで鋭い推理を見せ、新人の観山も意外な面を見せたりするが、まさか最後でそうだったとは、、、これはお勧めです。
ずっと前に買っていて読めてなかったのが、最近書店で平積みされているのを見てそろそろ読まねば!と思って読んだ。これは面白いというかすごい作品でした。
あらすじは「人里離れた全寮制の<学校>で、生徒は厳しい制約を受けながら推理ゲームなど風変わりな課題に挑んでいた。やがて次々と殺人事件が起きる。犯人は誰なのか?生徒たちは何のために世界中から集められたのか?」というもの。
もうこのあらすじ時点で騙されているという。真相がとにかく驚愕で、頭から読み返したら最初からそう書いてあるでしょ?みたいなフェアなトリック。
ただある作品とラストの驚かせ方が似てるので、どちらが先か調べたり。葉桜の季節に君を想うということ、の方が数か月早い。
びっくり度は葉桜ですが、必然性はこちらの方が上かなと思ったりした。どちらにせよこれは面白かった。
最近のコメント